第七話 ページ8
火神 Side
あの後、かんなは無事に元気になって俺はホッとしていた
昨日のことを省けば、だが・・・。
昨日、かんなの家に泊まれる事が決まって
それでアイツがフロに行っている間、俺はリビングでテレビを見ながら週刊バスケを読んで、
ふっと顔を上げたら偶然俺の視界に入ってきたのが入院、手術、などの単語だった
当然、気になったりもしたのだがやめておいた
嫌な予感しかしないと思って逃げてしまった
火神「・・・。」
かんな「おぉーい、大我ッ〜〜!!」
火神「お、ぉおおっ!」
かんな「お、ぉおおっ!じゃないでしょ!次、実技のテストだよ!」
火神(ぼっ−とし過ぎて、忘れてたわ・・・。
そういえば、今日は筆記試験と実技のテストだったな)
かんな「もぉーさっきからぼぉーとし過ぎだよ?なんか、あった?」
火神「いや、何でもねぇよ」
かんな「そう?ってもしかして筆記試験、駄目だったの?」
火神「いや、一応全問埋めたし大丈夫だ」
かんな「だよねー、大我がテスト駄目だった時なんて無いもんなねぇ〜」
火神「んだよ、その羨ましいって顔は」
かんな「だって、、高校とか大学とか良いところに行けるんだよ〜?」
火神「俺は大学は行かねぇよ」
かんな「じゃ、高校出てどうするの?」
火神「アメリカ行って、NBA目指す」
かんな「そっか・・・。」
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作者名:火神大我 | 作成日時:2014年1月27日 16時