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51- 龍一族 ページ3



千姫「龍・・・書物でみたかも」



鶴「もう
龍の血が薄まってかなり経つ

龍は私達鶴よりも先に段々と勢力を弱め
消滅仕掛けた一族

同盟を組んでいた鶴一族は助け合っていた」




その昔

龍一族が消滅まで追い込まれた際に
支えていたのが鶴一族だ

龍一族は結局
鬼と交わることで消滅を一族を守った

勢力を再び付け始めた頃

鶴一族が消滅へと追い込まれていた

龍一族は自分達がしてもらったように
支え続けた

鶴一族の男の子の赤ん坊を必死に隠した

結果鶴一族は消滅したが
男の子が残った

さらに鶴一族の
もう一つ鶴一族と縁のある鬼里
鶴の里に
鶴一族の女の子の赤ん坊が守り隠されていた

二人は偶然にも恋に落ち
鶴一族最後の生き残り


鶴「私を産んだ

そして私は鶴間の鬼と恋に落ち結婚した

父が龍一族の出だとは知っていた
けど龍一族と私との交流はほぼなかった

だから同盟を組んでたことも
助け合っていたことも

鶴一族の消滅危機で
かばい続けたことで
腫れ物扱いされていたことも

Aがあんなふうに死んで
ようやく知ったのだ


血が薄れた
今、龍としての力はほぼ残っていないだろう

恨みつらみ
鶴一族の末裔がいると知り

追いかけた・・・そうだな?」


「鶴一族が居なくなったあとも
俺達をただ腫れ物扱いする風習だけが残った
・・・苦しんでいた・
・・そんな時に聞いたのだ鶴一族のことを」


「助け合っていたのに、忘れ去って!
助けをお願いしに行ったら知らぬと言われ!
俺達は!
お前達を庇ったせいでこうなったというのに」


鶴「全ては私の責任だ
ちゃんと父の事を知っておけばよかった」

千左「お父さんは?」

鶴「鶴一族は、男鶴の寿命は人間と変わらん
長いのは女鶴だけだ。
母は生きることに疲れ父を追うため

私が・・・」

千姫「そう・・・」

鶴「百年とは短い・・・何も聞けず消えた、そのせいで」

「そう悔やむなら!俺達に力をくれ!!」

鶴「無理だ、力は同族にしか渡せんのだ」

「っ!!」

千姫「…分かったわ
貴方達の里のことは

私に任せなさい」

「!」

千姫「貴方達が姉様を傷つけて薫を傷つけ家族を壊した・・・もうお互い様でしょ
力はあげられない。でも支えはして上げれる」

風間「風間家も援助しよう」

「い、いいのか」

不知火「そん代わり、お前らもまた鶴一族の守りとなれよ」

千姫「鬼は義理堅いの、約束は守るわ」


「嘘ではないだろうな」


不知火「こまけーな、守るっつってんだろ」

52- 鶴間家頭領→←50- 鶴様



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(プロフ) - 華菜☆さん» (((o(*゚▽゚*)o)))ありがとうございます!頑張ります! (2018年3月4日 9時) (レス) id: 8b40b7959b (このIDを非表示/違反報告)
華菜☆(プロフ) - すごくすてきなお話ですね(*´ω`*) これからも頑張ってください! (2018年3月3日 15時) (レス) id: 1d4ed6e821 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年11月27日 12時

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