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9- 寝坊したせい ページ10

「おい」


貴「はい?」



「帰るなよ、待ってたんだからよ」


貴「せん、ぱい・・・先輩!!」


原田「来ないかと思った、待ってて良かった」


貴「ごめんなさい!寝坊して、バスも遅れててもう行っちゃったかと思ってました」


原田「諦めて行こうと思ったら、お前の声が聞こえたんだよ」


貴「良かった」


原田「んじゃ、行くか」



貴「はい!」




原田「新幹線の切符買ってくるから待ってろ」


貴「え、あ、はい」


ほんとに私お金出さなくていいのかな?



お祝いなのに・・・一応プレゼント用意はしたけど



原田「ほらよ、お前の分」



貴「ありがとうございます」



原田「いくぞ」


貴「はい」



新幹線の中



貴「あの先輩」


原田「ん?」


貴「一応お祝いなので、プレゼントです」


原田「開けていいか?」


貴「はい!」


原田「これ・・・」


貴「先輩で思いつくのが根付しか無くて、先輩っぽいのを選んだつもりなんですけど」


原田「嬉しいよ、ありがと」


貴「良かった」


原田「朝ごはん食べたか?」


貴「いえ、寝坊してそれどころじゃ無かったです」


原田「そうだったな、切符買うついでに買っておいたんだ。食おーぜ」


貴「ありがとうございます、なんか先輩のお祝いなのに私ばかり・・・いいんですか?」


原田「気にすんな、俺が勝手にしたくてしてるだけだ」


貴「何たがすみません、ありがとうございます」


原田「本当、変わんねーな」


貴「え?そうですか?」



私達は仮眠を着くまでの間に取った



貴「わぁー!京都だ!」


原田「先に行きたい場所がある、行くぞ」


貴「はい!」


私達は大きな荷物はロッカーに入れ向かった



貴「着物屋さん?」



「いつもありがとうございます」


原田「あれ用意出来てるか?」


「こちらに」


原田「あいつに着せてやってくれ、俺のは自分で着るから」

貴「わ、私も着るんですか!?」



・・・


貴「ど、どうでしょう」


原田「ん、やっぱり・・・いいな」


貴「先輩は・・・薄ミュにそのまま出れそう・・・」


原田「それは褒めてんのか?」


貴「え、あ、かっこいいですよ!」


原田「取ってつけたみてぇに・・・ほら、行くぞ」


貴「え、お金は?」


原田「俺からのプレゼントだ」


貴「え、でも!」


原田「返されても困る、1式買い取ってるんだからな」

貴「ありがとうございます・・・」


原田「どういたしまして」

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作者名: | 作成日時:2017年10月31日 12時

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