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色々話し合った結果


新選組お預かりとなった


そして誰も小姓にしたくないと


候補が2人が残ったが


最後山南さんに


山南「お願いしますね」


と言われ
ホッとした原田なのだった







左之助「良かったな」


貴「はい」




それから千鶴に

あの時はありがとうございましたと

お礼を言われた



手紙セットとお金と刀は
原田さんから返してもらった

刀は綺麗になっていて
錆びちまうからなと言っていた

原田にお礼を言って
ついでにお金の使い方を聞いた

千鶴ちゃんには
実は袴は着せてもらったので
着方が分からないと言うと
丁寧に教えてくれた

原田さんと外出時にお礼にお酒を買い
千鶴にはお団子をお土産にしお礼した


2人とは仲良くなれたと思う

他の人にはいまだ避けられるが


日が経つに連れて

時代にも慣れた




巡回も原田さんと一緒だが

私が刀を抜かなくて良いように

いつも守ってくれている



貴「…恵まれた環境…なんだろうな

でも帰りたい」



山南「貴女でも弱音を吐くのですね」



貴「!!」


山南「すみません、聞こえたもので」


貴「私は強くありません

命がおしくて
持っていた情報を頼りに無我夢中でやったら
倒せて…でも怖くなって…動く気力も無くなって

気絶しちゃって…」


山南「命がおしいと思うのは当たり前ですよ

死にたいなんて思う人はあまり見かけませんね」


貴「…」


山南「強い人というのも
強く見せようとしてる人は知ってますが

本当に強い人とは
決して力のことだけではないと思いますよ」


貴「山南さん…ありがとうございます」


山南「いえ」



そんな風に言ってくれた山南さんは
腕を切られ


刀を握れなくなった



貴「山南さん…」


山南「…」


貴「変な事考えないでくださいね」


山南「変な事とは?」


貴「いえ…」


言ってあげれば良かった

腕に気をつけてと…



貴「山南さん」


山南「すみません、休みたいので」


貴「…」






貴「…」


原田「また行ったのか?」


貴「私元気づけてもらったのに…」


原田「仕方ねぇよ」










土方「お前はどっちだと思う」


貴「池田屋ですね」


土方「そうか…なら近藤さんそっちを増やして…」



完全にはまだ信じては貰えてない

けど少しづつ…少しづつだけ

声をかけて貰えるようになった





結果敵は池田屋にいて


駆けつけ原田さんと共に裏に回った時


鬼…不知火匡と会った

8→←6



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作者名: | 作成日時:2019年3月26日 23時

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