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連休を使って

京都へと旅行を立てたが



誰とも予定が合わず

一人旅になった



朝から行動し京都へ


色々回って昼過ぎ

東映太秦映画村に着いた



貴「あ、せっかくだから和服着たいなあ」



一人旅で着るのもどうかと思ったが


案外一人旅の人が和装を着て回っている


貴「よし、カツラは…高っ!
…ポニテすればいいや

町娘とかより袴がいいかな」



1時間の散歩タイムで
袴に刀を差して回る



一人の村人になったような気分で歩いて

橋の前

何だか橋の向こうが賑やか



あれ、そんなに賑わうほど混んでたっけな


なんて思いながら橋の向こうへ



何かを商人が売っている


貴「(何だこれか…ん?
あれ映画村って
こんなリアルな昔の感じで
お土産売ってたっけ?)」



周りの様子も少し変


洋服姿の人がパタリと居なくなった


何だか怖くなって後ずさりし

橋に戻ろうとしたが



貴「嘘!?


橋が…ない…」



まさか…なんて考えが過ったが

そんな訳がないと

町を歩き回った


しかし映画村とは違う風景に

頭は混乱するばかりだった


何となく服の重さにも違和感がある

落ち着いて持ち物を確認


ロッカーがあったので
大きな荷物は置いてきたが


貴重品である財布と携帯は持っていたはずと
手を入れるも出てきたのは


風呂敷に包まれた手紙セット

巾着にはテレビや博物館出みるような昔のお金



貴「嘘…」


携帯もお財布も

恐らく
この時代のそれ等と化してしまったのだと

判断せざるを得なかった



貴「え、じゃあ刀は?そう言えば重い
偽物…じゃなくなってる…

ロッカーの鍵は!?
腕に…何これ」


ロッカーの鍵は輪が付いているので
腕に装着していた

しかし、今鍵はなく
見たことの無い何かの腕輪となっていた


貴「こんなんじゃ帰れない…どうすればいいの」



いくらこの時代のお金になっていても

使い方が分からない

袴を来て髪を縛っているから女とも思われず




貴「…どうしよう…」





ふらりと歩くしかなかった

それでもお腹が空いてきて



優しそうなおばちゃんのやっている

店に入ってご飯を食べた


お金はおばちゃんが
1枚1枚出してる途中で
「はい丁度」と行ってくれたので
ハラハラしたがやり過ごせた


旅行の為にそれなりに持ってきていたし
巾着はそれなりに詰まっている

何とかなるだろうとは思うが
宿に入る自信まではなく



段々と周りは暗くなっていった

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作者名: | 作成日時:2019年3月26日 23時

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