羨ましくて[カカシ]NARUTO

38 ページ39

･









カカシ｢A！！！｣



貴｢カカシ？どうしたの？｣


ヒナタ｢大丈夫ですか？｣


カカシ｢病気なの？｣


貴｢？？？


病気？ヒナタ病気なの？｣


ヒナタ｢いえ、私は元気ですよ？｣


貴｢だよね？

ん？誰が病気なの？｣


カカシ｢え？Aが病気だって聞いたんだけど｣


貴｢私！？｣


カカシ｢こ〜の〜は〜ま〜る〜？｣


木ノ葉丸｢さっき話してたの聞いてたんだコレ
病院は〜とか騒ぎになる〜とか
自分の身体は〜とか俯きながら悲しそうに言ってただろ！？｣


貴｢･･･ﾌﾟｯ｣


ヒナタ｢木ノ葉丸くん、違うよ｣


木ノ葉丸｢え？｣


カカシ｢･･･？？？？｣


貴｢確かに俯いてたけど

それはヒナタと私のお腹見てたの｣


木ノ葉丸｢お腹の病気なのかコレ？｣


貴｢だ〜から！病気じゃありません！｣


カカシ｢なーんだ･･･ε〜(￣、￣;)ゞﾌｰ｣


木ノ葉丸｢でも色々言ってたのは間違いないぞコレ！｣


貴｢う〜ん

まだ言いたくないんだけど｣


ヒナタ｢A姉さん

カカシ先生には言ってもいいと思うよ｣


貴｢ヒナタがそう言うなら･･･

この場を切り抜ける作も浮かばないし｣


カカシ｢え、本当に何かあるの？｣


貴｢･･･病気じゃなくて


ここにね

赤ちゃんがいるの｣


木ノ葉丸｢･･･赤ちゃん？｣


貴｢そう

産むギリギリまで仕事がしたいのと

安定期入るまでは何があるか分からないし
カカシに期待させて
もし残念なことになったら
悲しませるかなって考えて言わなかったの

病院に行けば
綱手様経由で皆にバレちゃうだろうし
これでも医療忍者でもあるから
自分でどうにかできるし


だからもう少し隠そうって思っていたのに..

木ノ葉丸！！！｣


木ノ葉丸｢ぎゃーーー！！
勘違いだったのかコレー！！！

ごめんなさい！！！！｣


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ



貴｢もう！｣



カカシ｢･･･本当？｣



貴｢うん

ごめんね
隠して｣


カカシ｢よかった

病気じゃなくて

しかも妊娠とか

嬉しすぎる｣



ヒナタ｢おめでとうございます｣



貴｢ありがとう
あと、ごめんね

せっかく協力してもらう予定が｣


ヒナタ｢ううん｣


貴｢で･･･アナタ仕事は？｣


カカシ｢･･･｣


貴｢ヒナタまた今度埋め合わせするね

この人火影室に連れていく｣


ヒナタ｢うん｣


貴｢行きますよ｣


カカシ｢待って、ちょ、妊婦だよね？
押さないで！？｣

39→←37

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す