羨ましくて[カカシ]NARUTO

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ピーンポーン



カカシ｢待ってたよ、ささっ｣


貴｢お邪魔します｣






見慣れた部屋



カカシ先輩の匂い




落ち着く匂い





カカシ｢ご飯作ってあるよ｣




貴｢相変わらず、いつでもお嫁に行けそう｣



カカシ｢いつでも大丈夫だけど、俺は｣



貴｢？｣



カカシ｢貰い手いるから｣



貴｢なっ!!｣



カカシ｢いいね、こういうの｣



貴｢そうですね｣




カカシ｢さ、食べようか｣




貴｢いただきます


ん〜美味しい｣




カカシ｢←･･･(・-・。) ｼﾞｰｯ｣




貴｢えっと･･･｣



カカシ｢ああ、ごめん

実感沸いててね

本当に俺の彼女なんだってさ｣



貴｢それなら私も･･･

好きだったなんて知らなかったです｣



カカシ｢結構アピールしてたよ

他にバレてるくらいに｣


貴｢え！？｣


カカシ｢ほとんどね｣


貴｢嘘！？｣


カカシ｢本当｣


貴｢そうだったの･･･｣


カカシ｢ま、俺の勝ちだね｣


貴｢え？｣


カカシ｢押しても引いてもダメだから


俺色に染まるように少しずつ頑張った｣



貴｢!

染められてしまいましたね

先輩色に｣


カカシ｢嬉しい限りだね｣


貴｢ﾑﾑｯ


なんでだろう悔しい｣


カカシ｢なーに言ってんの

俺はずっと悔しかったよ｣



貴｢…あ…そうですよね

失恋してるとか
色々勝手に相談して｣


カカシ｢ま、それと同時に
チャンスでもあったからね｣


貴｢カカシ先輩･･･｣


カカシ｢今日はお疲れ様｣


ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


貴｢先輩もお疲れ様です

今も影分身は仕事中でしょ？｣


カカシ｢ま、一応ね｣


貴｢カカシ先輩｣


カカシ｢なーに｣


貴｢マスクしてない方が

やっぱりかっこいいです｣


カカシ｢そー？

でもこの姿はAだけの特権だよ｣


貴｢私の特権って

前も言ってました｣


カカシ｢俺はね
A以外に見せる気更々ないよ

それにこれはAの前ではいらないでしょ｣


貴｢？

なんで？｣



カカシ｢･･･なんでってそりゃ



その･･･



いや･･･｣



貴｢なんですか？｣


カカシ｢してたら


ﾁｭｰ出来ないでしょ｣



貴｢(º////º)！｣


カカシ｢一応ね

結婚もAとする予定だし


この先もこれを取るのはAの前だけ｣


貴｢何それ･･･


ずるい//｣



カカシ｢言ったでしょずるい大人だって｣


貴｢本当に私の負けですね｣


カカシ｢でしょ？｣


貴｢はい｣

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