羨ましくて[カカシ]NARUTO

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綱手｢火影の近くは
危険でもあり
安全でもある

下手に他で巻き込まれたりするよりも

現状把握ができ
お前ほどの忍なら火影の傍の方が
安全であると思ったんだろうな｣


貴｢では今も補佐なのは｣


綱手｢今は手元に置いた方が守れるから
あとは信頼されてるんだよ、お前は｣


貴｢そうですかね｣


綱手｢弱ければ火影の傍など置かない

それこそ家にいろと言われるだろうな｣


貴｢ですよね｣


綱手｢とにかくお前の許可が出て良かった

いくら滅んだ里とはいえ大事な封印術は
そう簡単に手に入るようにはなっていないだろうからな

うずまき一族の血を引くお前がいてくれた方がいい｣


貴｢それなら綱手様もでは？｣


綱手｢私は孫だからな

実際髪も赤くはないし生命力もチャクラも
お前達程ではない｣


貴｢なるほど｣


綱手｢後はカカシか･･･｣


貴｢最悪私が何とかします！｣

綱手｢ああ｣



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綱手｢という事だ

病院はシズネに任せる事になっている

行くのも私とA

書物を持って帰るのにテンテンも連れてゆく｣


カカシ｢･･･｣


綱手｢本人からの許可は得たぞ？｣


カカシ｢分かっててそうしたんですか｣


綱手｢Aは強い

大丈夫だ｣



貴｢火影様、お願いします！
私も自分に関する一族のこと知りたいんです｣


カカシ｢確かに
他にも使えるものがあるなら
良いとは思いますけどね｣



貴｢腕が鈍ってしまうし
別に危険任務なわけでもないし


なんなら、一年前の借り今返すから！ね！｣


カカシ｢そーねー


ま、心配はないとは思ってるんだけど


何があるか分からないですから
危険が及んだ際は直ちに里へ報告しに戻ること

お願いしますね｣


綱手｢わかった

じゃ
A明日朝門でな｣


貴｢はい｣


綱手｢テンテンには私から言っておく｣


貴｢カカシありがとう！｣


カカシ｢火影としては行かせなきゃ行けないからね｣


貴｢私はそんなに弱いつもりはないよ｣


カカシ｢分かってるよ

それでも彼氏としては心配なの｣


貴｢綱手様が過保護っていってた｣


カカシ｢かもね｣


貴｢私的には振り返ってみると
カカシが、任務する度に美人ばかり

それもそれでどうなのって思うけど

火影になって初めての仕事になったアレも
美人さんだったし｣


カカシ｢その時もすでに好きだったのは
Aだけどね｣


貴｢･･･カカシっていつから私を？

一回りちがうから
流石に上忍なってすぐとかじゃないよね？｣

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