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21話・・・どんな姿でも ページ26





千春「A様
どうか一緒に来てください!」


貴「わかった!」


総司「ほんとに行くの?」


貴「総司・・・」


総司「Aが行くなら俺らも行く」


千春「あなたがたが適うような相手では」


総司「羅刹の事なら誰よりも詳しいよ

倒し方も知ってる」


平助「羅刹倒しなら俺達に任せなよ
腕は立つからさ」


千春「でも・・・」


千鶴「大丈夫です」

貴「千鶴?」

千鶴「大丈夫だよ
お姉ちゃん、千春さん」

千春「千鶴さんがそう言うなら」


総司「平助皆に集合かけて」

平助「おう」

千春「では、私はこの方々の案内として残ります
お二人は里に!」


貴「はい!」

千鶴「行こう」

貴「うん」


総司「(とうとうこの時が来たのか
あいつに渡さなきゃいけない時が)」




・・・



電車の中で

色んな事が頭を過ぎった


私が巻き込んだから

今日一緒にいたのにとか

色んな事が・・・



途中までタクシーを乗り


近くに来て降りて走った







近づく度に血の匂いがする



どうか無事でいて

着いてすぐに白い髪の千秋くんが見えた




千秋「どうしたの?ねぇへへっ」



貴「千秋くん!」


千秋「あ!初代様!
見てください!
今初代様をたぶらかす輩を
倒してますからね!」


貴「・・・辞めて」


千秋「なんでです?」


貴「お願い」


千秋「しょーがないなぁ
お知り合いですもんね
挨拶させてあげますよ


皆ーどいてー」



貴「!!」



そこには

少しぐったりとした風間さんがいた


千秋「すばしっこくて
やんなっちゃいますよ」


すぐに駆け寄った


貴「風間さん!!!」


風間「なぜ来た」


貴「風間さんこそ
なんで、なんで戦ってるんですか
なんで逃げないんですか」


風間「お前には関係ない
俺が片ずける
お前は戻って恋人と友達と
家族と仲良くしていればいい」



なんで・・・?


なんでそこまで


キ────ン


貴「・・う゛・・・」






『A』




────・・



風間「どうした!?」


千秋「ねえ!初代様に何してんの!?」


風間「A」

貴「もう嫌です」

風間「?」


風間さんの服をぎゅっと握り


貴「嫌です、私の為にいつもいつも・・・
結局、そのせいで死んで

私はあなたと行きたいんです」


風間「!」


千鶴「お姉ちゃん・・・」


貴「髪を黒くしてても
目が黒くても

もう分かりました




































千景様」




風間「A・・・思い出してしまったのか」

22話・・・人間→←20話・・・緊急事態



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(プロフ) - 日鞠さん» こちらこそ読んで頂きありがとうございました! (2018年12月30日 16時) (レス) id: 56fbdf1421 (このIDを非表示/違反報告)
日鞠 - とても素敵なお話でした!ありがとうございました! (2018年12月30日 15時) (レス) id: ec1daa9170 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年4月16日 22時

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