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子狐質問に答える。 ページ16

答えられずモタモタしているAに鬼灯が声をかける。


「Aさんどうしました。一緒に住んでる飲んだくれの女にだらしない神獣なんてどうですか」

「おい!それピンポイントで僕のことだろうが!!」

救護テントから白澤が怒りの声を上げ、鬼灯はめんどくさそうな顔でそちらのほうを見る。


「なりたくない大人の代表でしょうが」

「お前!これでも中国の偉い神だぞ!!」

二人の言い合いに皆はまた始まったと呆れる…

そんな中、一人考えていたAは…


「えっと、うるさいひと。A、みみがいたくなるから」


その回答に桃太郎は「あっ確かに耳良いもんな」と納得。

嫌な大人の区別がまだはっきりつかないAが必死に搾り出した答え。


そのままAは元気にゴール。

競技が終わった後、

「おかしもらった」

と参加賞のお菓子を持って帰り、桃太郎に見せて嬉しそうにしていた。


「こんちゃん…」

と、そこへ青い顔をした白澤がAに近づく。


「もしかして…僕と鬼灯のやり取り、お耳が痛かった…?」

「うん」

その回答に白澤は「ごめんねぇぇ…」と平謝り


そういえば、回答してから喧嘩が止んでいた事に気づいた桃太郎は鬼灯のほうを見てみる。

話が聞こえていたのか鬼灯は頭を抱えていた。


「二人同時にダメージを与えられるとは恐るべし…」


しかし、「でもね」と続けるA

「はくたくさまと、ほおずきさまはすき」


目に見えてHPが回復していく白澤と鬼灯。

そこで調子に乗った白澤はこんな質問を。


「じゃあ、桃タローくんの次に好きな人は?」

「なすちゃん」

迷いのない回答。


「あ!一緒にお昼ご飯たべよー!!」

「うん」

昼休憩のため声をかけてきた茄子に、Aは桃太郎の作ったお弁当を持ってついていく。


「私もご一緒してもいいですか?」

「鬼灯様も?いいですよ。唐瓜が場所とってくれてるんだー」

しれっと便乗した鬼灯も弁当を持ってついていく。




「さ、昼ごはん食べましょうか」

落ち込んでいる白澤に桃太郎はやれやれと弁当を出した。









「Aさん、金魚草の唐揚げ食べますか?」

「たべます!」

Aに唐揚げを渡し、鬼灯も質問する。




「ちなみにですけど、3番目に好きなのは誰ですか?」

「うさぎさんです」




運動会、午後の部へ続く…?

子狐障害物競走に出る。前篇→←子狐運動会に参加する。



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moo(プロフ) - とにかく可愛くて面白かったです!銀魂コラボも最高でした! (7月30日 2時) (レス) @page50 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - しあ。さん» テンションがエグくなってしまいましたか(笑)喜んでもらえて嬉しいです。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 霊夢どうふさん» 一体どんな対応を受けるんでしょうかね(笑)タジタジしてそう (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 埴輪さん» 拍手をもらえるなんて!嬉しいです! (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 銀桜九尾さん» 銀魂人気ですね(笑)喜んでもらえて嬉しいです。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十五 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2017年12月2日 16時

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