子狐お友達ができました。 ページ13
「そういえば、もうそろそろお昼だね。皆ご飯を食べてきたら」
鬼灯と白澤の喧嘩がヒートアップする前に閻魔大王がそう提案をして、
皆で食堂に行こうかという雰囲気になる。
「あ、そういえば。ついでに今年の運動会の話聞きにきたんだった」
「そうでしたね」
白澤の用件に、鬼灯は皆と一緒に行こうとする閻魔大王をひっつかまえる。
「私達は少し用事があるので先に行って下さい」
「え〜！ワシはいらないでしょ？」
「この人と二人は嫌なんで。それに閻魔大王にもついでに」
「ついで！？ワシついでなの！？」
「こんちゃんまたあとでね〜」
３人に見送られ、「はーい」と皆は食堂へ。
「用事ってなんだろうね」
「閻魔大王様、喧嘩に巻き込まれないかなー…」
唐瓜と話していた茄子は、後ろで必死に歩いているAに気づく。
「手つないで歩く？」
「うん」
害のなさそうな茄子の雰囲気に安心したのか、Aは言うとおりに手をつなぐ。
「なすちゃん」
「俺そうやって呼ばれたの初めてー！」
「はくたくさま、なかよしさんには�爐舛磴鶚瓩鬚弔韻討茲屬痢�
「えへへ。俺仲良しさんかー」
「あー…女の人のことかー…」
茄子の横の唐瓜も呆れたようにそう言う。
「友達ができたっぽくて良かった」
そんな３人の様子を後ろから見ながら桃太郎はなんだかほっこりと癒された。
「桃太郎すっかり親の顔だな」
「あはは。そうかな？」
「俺今日はうどん」
「僕缶詰のビーフ」
食堂はたくさんの獄卒達で賑わっており、
桃太郎は迷子にならないようにAを抱っこして食券を厨房に渡す。
「はい。カツ丼といなり寿司ねー」
「やっぱり狐だから？」
柿助からの質問に桃太郎は「ん？ああ」と笑う。
「いなり寿司は鬼灯さんがお土産に持ってきてから最近お気に入りみたいで。
でも、漢方以外は基本なんでも食べるんだ」
「やっぱり狐だから油揚げすきなのかな」
「はい。気をつけて食べろよ」
Aはいなり寿司を一つ手にとって美味しそうに食べる。
それをじーっと見ていた茄子は
「やっぱり狐だからじゃない？」
「いいから食べろよ」
と唐瓜に小突かれた。
「今度俺が非番の日に遊びにおいで〜。お絵かきしよ」
「うん」
「いつか鬼灯さんの所にも泊まりに行けるようになろうな」
「かえれる？」
「帰れる帰れる」
食堂に向かっている途中喧嘩になった白澤と鬼灯によって閻魔大王が飛んでくるまであと数秒。
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moo(プロフ) - とにかく可愛くて面白かったです！銀魂コラボも最高でした！ (7月30日 2時) (
レス) @page50 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - しあ。さん» テンションがエグくなってしまいましたか(笑)喜んでもらえて嬉しいです。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 霊夢どうふさん» 一体どんな対応を受けるんでしょうかね(笑)タジタジしてそう (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 埴輪さん» 拍手をもらえるなんて！嬉しいです！ (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 銀桜九尾さん» 銀魂人気ですね(笑)喜んでもらえて嬉しいです。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: 4d9d345d17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十五
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2017年12月2日 16時
