なんとなく17話 ページ18
石田「お前…取り敢えずここじゃあ邪魔になるから公園行くか?」
「ん…」
___park
石田「で、俺はお前に1つ聞きたい。」
「……」
石田「今日のライブ、お前本当は実力発揮できていないだろう。」
「っ…」
石田「何かあっただろ」
コイツも気づいていたのか。
ウチが何時もと違うということに。
「……いいよ、アンタには話す。」
まぁ、隠していても仕方ないだろうし。
どうせバレるんだろうし。
この機会に全部話しちゃおう。
「……紫吹財閥の奥方来てたじゃん?」
石田「あぁ…あの女か。」
「あれ、さ…ウチの実母なんだ…」
石田「……」
そこから話し出すと止まらなかった。
言葉も、涙も。
「会場にいた時に確信した。ウチの事ずっと見てた。帰りに会ったときに何かあったら退学だって…嫌だ、そんなの嫌だ、ウチは…っ!」
その時、ふいに抱きしめられた。
目の前にあるのは三成の胸板。
石田「俺なら…俺ならお前に辛い思いをさせない…」
「みつ…なり…?」
石田「お前に何かあったなら、俺が守る。溜め込むな、俺が全部受け止める。」
石田「お前が好きだ、A」
隆景「A!」
見計らったように、隆景の迎えも同時に来た。
隆景との兄妹関係も、三成との部活関係も、
全部ここで終わりを告げた。
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まっつん - 宗茂の格好に吹きましたwwwwwwwww (2016年1月18日 12時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
和泉鏡華(プロフ) - 宵闇さん» コメントありがとうございますー!亀よりもナマケモノよりも遅い更新ですがこれからも頑張ります(`・ω・´) (2014年9月5日 13時) (レス) id: 694823d069 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇 - 面白いですよ!これからもがんばってください! (2014年9月1日 21時) (レス) id: 7fd853bb3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和泉鏡華 | 作成日時:2014年8月11日 22時