なんとなく15話 ページ16
___ライブ終了後
石田「まぁ、今までの中では上出来だろう。」
真田「頑張りましたね、A!」
伊達「お疲れ、A」
「うん…ありがと…」
あの後、ずっと睨まれてた。
まるでウチを呪うかのように。
あってはならない再会だった。
「じゃ、ウチ帰るね!じゃあね!」
石田「あ、待て!」
帰らないと。
あの人に会わないように帰らないと。
その時、誰かにぶつかった。
「すみませ……っ!?」
「っ、何で…」
それは紛れもなく、自分の生みの親だった。
母親「……まだ生きていたのね」
「っ…」
母親「もう二度と、私の目の前に現れないでくれるかしら。」
「言われなくても…」
母親「…最悪の場合、退学させるから。」
「っ!?何で…」
反論しようとした時には、母親はいなかった。
退学……実の弟はここに入学するのだろう。
本当に、ウチの日常が壊されるのだろう。
それだけは、嫌だ。
___home
元就「あ、お帰り。何かあった?」
「……何もない」
元就「本当に?」
「何もないよ…勉強してくる。」
元就「……」
実の母親に会ってしまったなんて。
こんな事口が裂けても言えない。
また、元就さんに心配させちゃう。
隆景「只今帰りました…って、Aは?」
元就「今帰ってきたんだけどね…」
隆景「A…もしかして…」
元就「……隆景?」
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まっつん - 宗茂の格好に吹きましたwwwwwwwww (2016年1月18日 12時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
和泉鏡華(プロフ) - 宵闇さん» コメントありがとうございますー!亀よりもナマケモノよりも遅い更新ですがこれからも頑張ります(`・ω・´) (2014年9月5日 13時) (レス) id: 694823d069 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇 - 面白いですよ!これからもがんばってください! (2014年9月1日 21時) (レス) id: 7fd853bb3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和泉鏡華 | 作成日時:2014年8月11日 22時