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20:決意 ページ21

「という訳で、今までお世話になりました。」
先「うん、気を付けてね。」

建前はひとり暮らしをするという理由で
僕は今までいた施設を出た。
勿論、スマッシュブラザーズになるとは言ってない。

マス「挨拶は済んだかい?」
「えぇ、あとは…服を見ていっていい?」
マス「?あぁ、いいが…」

スマッシュブラザーズの人々は個性がある。
いや、ありすぎる。
その中でどう目立てばいいのか。

「…!これだ!あのっ…」

カラフルな衣装の中、僕はあえて黒いスーツを選んだ。
目立ちそうで目立たない。
そして、過去への戒めに。

マス「準備は整ったみたいだね?」
「あぁ……万端だよ。」

こうして、スマッシュブラザーズの蜂葛Aが完成したんだ。

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作者名:和泉鏡華 | 作成日時:2014年3月9日 22時

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