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Act.106 ページ31

ユウside



「しばらく留守にする」





Aから唐突な宣言があった。





貴「白龍、一週間後にここを出るだろう?その船に私も乗ろうと思ってる」



ユ『船って……お前、船酔い酷いだろ』



貴「寝てればどうにかなる」





Aにしては、ずいぶん適当だな。




貴「あとお前らは留守番な。私用の旅だから」



『⁉』



「はぁ!?」




あっけらかんとしているA。



だって俺らは主従関係にあって、主と従者は一緒にいるのが普通で……



あれ、普通ってなんだ?





レ「俺もいきたいー!!」



貴「ガキか」





私用ってユナンさんのとこか……?



それはそれでなんか嫌だが




レ「白龍からもなんか言えよ!」



龍「何かって……A殿にも休暇が必要なのでは?」



貴「白龍の方が大人じゃないか」



レ「えー、兄上ー……」





休暇か……



最近元気もなかったしな、いいかもしれん




ユ『A、くれぐれも目立つなよ?』



レ「兄上まで……」



龍「いいから蓮兄様、俺の相手してください!義手の練習をしたくて」




白龍はレンのように、無くした手をジンで補った。



二人はそれぞれの武器を持って出て行った。





貴「お前は行かないのか?」



ユ『あぁ。A、気をつけろよ』



貴「……気が早い。いらない心配をするな」



ユ『心配くらいさせてくれ』





________だって、家族だろ?





Aもレン達の所に行くと、部屋を出て行った。



……なかなか言えないものだな



こういうのをさらっと言える白龍が羨ましい。



やっぱり年か、うん。





『昔はちゃんと……言えたのにな……』





何が、変わってしまったのだろうか

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バドらび(プロフ) - 灯嶺さん» ありがとうございます!!感激です!! (2016年3月14日 22時) (レス) id: 00ee94b664 (このIDを非表示/違反報告)
灯嶺(プロフ) - バドらびさん» いえいえ!「シニガミレコード」とってもおもしろく分かりやすかったです!無理なさらず頑張ってください^^ (2016年3月13日 21時) (レス) id: 47b94e2ad5 (このIDを非表示/違反報告)
バドらび(プロフ) - 灯嶺さん» 私の設定でこのようなイラストをかいてくださり、本当にありがとうございます!! (2016年3月13日 20時) (レス) id: 00ee94b664 (このIDを非表示/違反報告)
灯嶺(プロフ) - できました!遅くなってごめんなさい!URL http://uranai.nosv.org/img/user/data/f/6/8/f68a58e2e249a53a21796b04732c336a.jpg 見れますかね? (2016年3月13日 19時) (レス) id: 47b94e2ad5 (このIDを非表示/違反報告)
バドらび(プロフ) - 灯嶺さん» そう言っていただけて嬉しいです!!イラスト書いてくださるのも感激です!!ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年3月12日 21時) (レス) id: 00ee94b664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バドらび | 作成日時:2015年10月26日 21時

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