キドが風邪をひいてしまった咄

18.だいぶ治った ページ18

キドside
…今何時だ…？

もう昼の時間か…
正直まだ体調は優れないからまだ寝ないとだめだけどずいぶんと体が軽くなったな。


ｺﾝｺﾝ
A「キドさん、入りますねー」

ｶﾞﾁｬ
あ、A来た。ん？なんかいい匂いがする。

A「キドさん、お粥作って来ました。最近食べてないですから…ちゃんと食べて免疫力つけた方が今と思いますんで…あ、熱いので気をつけてくださいね」

昨日(3日目)もゼリーとかしかは食べてないからな…

キド「ありがとう。いただきます。ﾌｰﾌｰ」

キド「ﾓｸﾞﾓｸﾞ 美味しい…。」

A「本当ですか！？あぁ、よかったぁ〜安心した…」







キド「ごめんな…もう食えん…でも、美味しかった。ごちそうさま。」

A「いや、大丈夫ですよ。無理して食べるよりよっぽどいいです。少しでも食べたほうがいいですから。でも美味しいならよかったです。」

結局3分の1くらいしか食えなかった…本当に美味しかったのにな…

A「じゃあ薬…はい。」

キド「ありがとう。ｺﾞｸｺﾞｸ」

A「なんかだいぶ良くなったみたいでよかったです。あ、熱も計りましょう。」




ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
A「37.6度…かなり良くなったじゃないですか…じゃあきっとあと何日かで治りますね…頑張って治してください。」

キド「あぁ。」

A「でもまだ熱あるんでちゃん寝ててくださいね？ではまた来ますね。」






----夜----
昼に比べて体調もかなり良くなった。
これならきっと全部飯食えるな…よかった…

ｺﾝｺﾝ
A「入りまーす」

ｶﾞﾁｬ
あ、美味しそうな匂い…

A「またまたお粥作りました。でもお昼とは味付け変えたんでちょっと違うと思います。どうぞ。」

キド「そうか。いただきます。ﾌｰﾌｰ」

キド「ﾓｸﾞﾓｸﾞこっちも美味しいな。」

A「ありがとうございます！お粥は無駄に得意なんですよね。(笑)いやぁ、ここで役立ってよかったです。」








キド「ごちそうさまでした。風邪じゃなかったらもっと食べたいくらい美味しかった。今度お礼になんか美味いの作ってやるからな。」

A「全部食べられたようでよかったです。お礼なんて要りませんが作ってくれるならお言葉に甘えて頂きたいです！ありがとうございます。」

キド「じゃあ薬飲んでおくから帰っていいぞ。あと、熱も計っておく。」

A「ちゃんと飲んでくださいね？じゃ、おやすみなさいー。」

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