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「こっちや！！あんたら何してるんや！？
夜は出歩いたらアカンって警告聞いてへんのか！？」
「え！？そ…その声は…ゆらちゃん！？」
「桜夜さん！あんたがついていながら何してんねん！」
「私とて万能ではない！
それにあのたわけが私の言葉を聞かずにこんな所に来るのがそもそもいかんのだろうが！」
私たちは走って神社の門をくぐると、その下には氷麗と青田坊がいた
……青田坊……？なぜ今ここに？
ならば、鳥居たちは？
「！？雪女！？」
「陰陽師娘！！それに奥方様！」
「とりあえずカナを頼む！！」
私は青田坊にカナを投げると、体勢を整えた
追ってくる京妖怪どもを蹴散らすために
隣では氷麗と転校生がギャースカと騒ぎ立てるがそんなことは全て無視していると、向かってくる妖怪たちの手に居たのは、気を失っているであろう鳥居と巻
「その者達は返してもらうぞ、京妖怪共…！」
「我が身にまといし眷族…氷結せよ。
客人を──冷たくもてなせ！！」
「我が式神廉貞よ…我が身のために力となり闇を滅せよ！！」
「ギャフハハハァ━━━！！喰ろうてやる！！
オレたいは京妖怪だぞォ━━━！！」
京妖怪だと思って図に乗る虫けらが
「雑魚は雑魚らしく隅で大人しく余生を過ごしておればいいものを…！！！」
─風声鶴麗─
─黄泉葬送水泡銃─
私ち三人の攻撃が同時に炸裂し、京妖怪共は死に絶えた
私は自分がついていがら危険に晒してしまったことへの嫌悪感を感じつつも、こんな状況になってしまっている京都自体にも腹が立ち、忌々しく舌打ちをした
▽▲▽▲▽
私たちはあの後、花開院本家へと招かれた
「ゆらちゃんのお義兄ちゃんが……
花開院家のトップ3が3人もやられたの！？」
「………わからん。
全ては『結界』の中で起こったことや。
でも義兄ちゃんらは見つからんし『第3の封印』も解かれた。妖はほとんど洛中まで入り込めるようになっとる。
危険なんや」
「……封印が解かれているということは、そこを守護していた陰陽師は死んだと考えるべきだな」
「…桜夜さん、封印について知っとるんか？」
「ああ。貴様らよりも恐らく知っているな」
私はなんせ、その封印を作ったやつからその説明を頼んでもいないのに文にしたためられていたのだから
一応しっかりと読み込んでやったとも
秀元曰く京出身仲間やないか〜とのこと
意味がわからん
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棘くん(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！ (2021年5月30日 16時) (
レス) id: 187c3c8143 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！！早速読ませてもらいました！次も楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年5月30日 12時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 紅葉さん» 紅葉様。応援ありがとうございます！これからもよろしくお願いします笑 (2021年5月30日 11時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからどんな風に話が進むのか楽しみです！頑張ってください！！ (2021年5月22日 18時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ▼とある黒兎さん» 更新をお待ちいただきありがとうございます！ゆっくりですがちゃんと更新しますので、これからもご愛読くださいませ。 (2021年5月22日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年11月12日 18時
