〜*弁ドル*〜{弁当×アイドル}[あんスタ]

∇lesson２７ ページ27

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あ「お、ぉお…」

真「…、ん……ちょっとくすぐったい」

あ「ごめん！もうちょっとだけ！」


真緒「あれはいいのか、セーフなのか」

スバル「…まぁ、兄弟だしね」


お兄ちゃんの腹筋はやっぱり筋肉って

感じで初めて割れてる腹筋を見た私はいっぱい

触ってしまう。


…と、遠くで私達のやり取りを見ていた

衣更君達にも目がいってしまう。


あ「……みんな凄い筋肉だね」

真「まぁ、毎日レッスンしてるしね。
体力とか筋肉はつけとかないと」

あ「それにしても、お兄ちゃん凄い変わったね。
なんかおっきくなった」

真「Aも大き……いや、変わってないかな」

あ「ちなみにどこがかな」

真「胸」




お兄ちゃんのバカ！と怒鳴ってさきほど

たくさん触った腹筋をグーで殴る。


そこまで力がない私でもさすがに急所にあたると

痛いらしい。


お兄ちゃんはヨロヨロとお腹を押さえて倒れた。

我に帰った私はお兄ちゃんに駆け寄る。


あ「ご、ごめんお兄ちゃん！
私ったらなんてことを……！！」

鉄虎「すげぇパンチっすね」

スバル「Aちゃんカッコイイー」

真緒「……はぁ。なぁ北斗、俺らもうシャワー浴びようぜ」

北斗「わかった」



お兄ちゃんは苦笑いを浮かべて立ち上がる。

ようやく平和が戻りかけた、その時だった。



泉「ゆーうーくーうーんー！！！」

真「うわぁ？！」



再び勢いよく開いた扉から

まさかの瀬名さん登場。


一瞬誰だっけ、と記憶を探ると

とてつもなく危険な人だと思い出す。
(わからない人は∇lesson９あたりを見てみてください)


瀬名さんはすでに手にしていたカメラで

お兄ちゃんを連写する。


あ「ち、ちょっと！お兄ちゃん嫌がってるんで
やめてください！！」

真「A！」



見てられなくなりお兄ちゃんを庇うように

両手を開いて撮影を妨害する。


お兄ちゃんは泣き叫ぶように妹の名前を呼んだ。




瀬名さんは鬱陶しそうにカメラから

顔を上げたがやがて私だと認識すると

ずんずん近づいてくる。



あ「ぅ、ぇ、……え？」

泉「ちょっと。なんでアンタがいんの」

あ「え、お風呂入るから……？」

泉「馬鹿じゃないの？こんな格好してさ。
胸隠してるからってここにいて良い訳じゃないんだけど」

あ「は、はぁ…」



瀬名さんは私を上から思い切り睨み付けてくる。

どんどん近づいてくるから私も比例して

後ろに下がるけどまったく壁にたどり着かないから

違和感を感じていた。

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