〜*弁ドル*〜{弁当×アイドル}[あんスタ]

∇lesson２５ ページ25

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真緒「どうしようじゃねぇっつの！」


お風呂場に全員着替えとタオルを持って

集合し、相談を持ちかけると衣更君に

盛大に怒鳴られた。


そしてお兄ちゃんも続ける。


真「お兄ちゃん達はAが風呂入ってる
間に風呂入る準備するから！

A、先入ってな？」


あ「えっ、悪いよ…」


スバル「悪いとかの問題じゃないからね？！
まさか皆で仲良く入ろうと思ってた？！」


北斗「入らないのか？」


スバル「ホッケーバカ！」




北斗さんはもう脱衣場のドアを開きかけていた。


ここまで来ると相当女の子として見られてないんだな、

と思ってしまう。



スバル「ほら、A。ゆっくり入ってきなね」

あ「ごめんね…ありがとう」



私が先に脱衣場に入るとお兄ちゃん達もあとに続く。


そして、真ん中にドーンと置かれた

ロッカーの反対にぞろぞろ入っていった。


真「Aー？僕たちこっち側で着替えるから！
安心しててねー」


あ「ありがとう！」




お兄ちゃんにお礼を良い、私はすぐにパパっと

服を脱ぎ捨ててお風呂に入るドアを開ける。



体にタオルを巻いてるからまぁ、

多少見られてもセーフかな。



ガチャン、と扉を開けるとそこには

予想を越えた大きなお風呂。


そして夕暮れの太陽が丁度山の間から

見えるという最高の景色。



あ「うわぁ！！」



歓声をあげたあと、ドタバタ脱衣場に戻る。



あ「お兄ちゃん！お兄ちゃん！
夕暮れ！夕陽！凄くキレイ！」


真「A？！まだ入ってなかったの？！」


あ「お兄ちゃん早く！北斗さん達も！」


真「…はぁ。A、タオル巻いてるよね？」


あ「うん！」


真「じゃぁ、行こっか」

真緒「まじで？！良いのか？！だめだろ！」

スバル「うわぁ…色々ヤバイんだけど」

北斗「夕陽…おばあちゃんに見せたら喜ぶだろうか」




私が大声で招く。

お兄ちゃん達は(北斗さんを抜いて)物凄く

もどかしそうに、辺りを警戒しながら

お風呂場に入ってきた。




しかし夕陽を見つけた瞬間、

おぉ…と小さい歓声があがる。


スバル「キラキラ！キラキラしてる…っ！」

真緒「すげぇ…」

真「綺麗だね」

あ「うん！」

北斗「ﾊﾟｼｬ」

あ「北斗さん、良い写真撮れました？」

北斗「ん、まぁな。みてみるか？」

あ「はい！」



北斗さんのカメラを見せてもらおうと

思った瞬間、



＿＿＿＿＿バァァアン！！！




閉まっていた扉が勢いよく開いた。

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