半間くんに拾われた 【 半間修二 】

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ちょうど2時間目が終わる頃








ｶﾞﾗﾗﾗｯ








教室の後ろのドアがあいた

が、私はノートを取るのに必死でそちらを向いている余裕が無い。



急がないと消されちゃう、なんで寝てたんだ
まじ自分ありえない









「・・・せんせー、もう授業終わった？」








聞いたことある声

クラスがざわざわする







が、私はノートをとるのに一生懸命。









「お、Aちゃん♡」









『へ、？』







ドアの方を見ると、私の高校の制服を着た半間くんが立っている









『は？？へ？なんだ？なんで？』









キーンコーンカーンコーン









もう大パニック

なんで半間くん？なんで？いつ？
え？私ノートは？授業終わった！？









「ばはッ、Aちゃん焦りすぎ」









俺の席ここ？と、にやにやしながら
私の隣に座ってくる








『・・・え？半間くん、いくつなの』









「16♡」








噓でしょ、こんな見た目の人が16歳？

こんなに大きいのに？え？タバコって何歳からだっけ？









『一緒の学校って知らなかった・・・、大人かと思ってた』








「俺は知ってたけどな♡」









屋上で寝てるから下校時間になったら呼びに来て、

そう言って、私の頭に手をポンポンと置いて教室を出ていった









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