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45話 ページ30

〜帰り道〜


ミ「あっ、二人とも、もう終わったんですか?」


武器屋の前にいたミリアが、俺たちに気付いたようだ。


レ「あぁ、ちゃんと話を聞いてきたよ。

  ミリアは、槍は買えたか?」


ミ「はい、ちょうどイイ感じのがあったので。

  とても使いやすいんですよ。」


そういってミリアは、背中に背負っていたケースから、端正な装飾がされた、
 
柄が細めの槍を取り出した。

柄は水色で、ミリアの身長より20cmほど短い物だ。

そしてもう一つ。


ユ「ん?ミリア、何それ。」


ユミルの言うそれは、小さな武器だと俺は考えた。

考えた、というのは、それは今までに見たことのない形をしていた。

これは一体なんだろうか・・・?


ミ「マジックウェポン、って聞いたことありますよね。」


マジックウェポンは、魔王が生まれる前に栄えた文明の、

魔法兵器全般を指す言葉だ。

その種類は、現在分かっている中で10種類程度だ。


レ「あの古代兵器か。

  でもあれは、あまり売ってないだろ。改造するスキルがあっても、

  あれを改造するのは至難の業だって聞いたし、それに、

  値段だって高いだろ。」


ミ「アルーダ村の人は、結構こういうスキルが高い人が多いんです。

  お金のことは、あの人たちが残したのがあるので。」


ユ「それで、それはどんなふうに使うの?」


ミ「この近くに魔法の練習場があるから、そこでやってみてもいいですか。」


レ「あぁ、いいぞ。それならさっそく、移動しようか。

  ミリア、案内してくれないか。」


ミ「はい、分かりました。」


ユ「それじゃ、しゅっぱ〜つ!」


俺たちは、魔法練習場に向かって歩き出した。

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設定タグ:ゆあ , 刻印 , 呪い   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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わたあめ☆ - ゆあさん» おっつ〜!ゆあもいいね!その文才!! (2017年7月8日 23時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
zero - お疲れ様これからも頑張れ! (2017年7月5日 23時) (レス) id: 0391fa1845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - コメントありがとうございます!じゃあ、レオンの妹、ちょっとだけ登場させて、本格的に入れるとしたら、4章あたりになるとは思います。 (2017年6月20日 17時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)
こあこあ - ゆあちゃん、リクエスト!レオンの妹作って!! (2017年6月17日 9時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - ほんとだ!ありがと〜 (2017年6月6日 16時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2017年5月15日 19時

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