元姉さん 2

sister_51 ページ7

､






妙｢Aさんそれ...｣

土｢お前､｣




ざわざわと周りが慌てる中､大きく溜息をついて皆の方を見る





辺りを見回すと総悟と目が合った

バレたか...？





目の前の土方はくわえてた煙草を落とす始末､どうしようか


だが土方や総悟､近藤さんの反応を見るに"私"だとはバレてない様子






周りの驚く声に他のテーブルの人達も集まってくる｡ その中に見覚えのあるオレンジアフロがいた｡




(終か...懐かしいな)



まぁ､アイツらに気付かれなかったんだし終にもバレないか｡

























って思ったのに｡























目が合った途端､目を見開いて駆け寄って来る｡



｢え､うわっ｣
















ふらつく程勢いよく抱き締められた｡










｢｢...え､ェェェ！！？！｣｣



叫んだのは私と土方､周りは愕然としている







｢え､しま､じゃねーやお客さん酔ってます！？｣

土｢終何やってんだ後で後悔するぞ！！｣




土方に無理矢理引き剥がされやっと離れた





手をわたわたと動かしてジェスチャーで訴えてくる､いや分からんわ





近くの隊士からノートを貰いすらすらと書き始めた





ばっとノートをこちらに見せてくる､その内容に体が固まった




















『AだZ』



土｢あ？お前知り合いだったのか｣







違う､終の言うAはAAじゃない｡だって江戸に来て初めて会うからね












『違うZ､総悟の姉さんのAだZ』











あーー､言っちゃったよ





土｢総悟の姉って...あいつか？｣




終に向いていた視線をこちらに移し凝視される














危ない状況に銀さんが助け舟を出




銀｢や､でもあれだろ？！目の色が違うじゃねーか！見ろよこいつの､灰色だろ！？｣




したつもりらしい､が｡


















近｢なんで万事屋がそんな事知ってんだ...？｣

銀｢.....｡｣







バカヤロォォォォォ！！！










隊｢確かに...沖田隊長とミツバ殿の髪と同じ色だ｣




土｢でも目の色は変えられねーだろ｣

近｢いや､でも終が言うんだ､適当に言ってる訳じゃないだろう｣



土方と近藤に詰め寄られる､やばい




新｢ちち､違うんです！銀さんは沖田さんとミツバさんが同じ髪色と目してたからそのお姉さんとやらも同じ色だと思ったんです！｣

神｢そうアル！カラコンとかしてる訳ないだロ！｣

｢いや言ってんじゃねーか！｣

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