元姉さん 2

sister_52 ページ8

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銀｢馬ッ鹿お前｣

神｢あでっ｣


銀さんが神楽の頭をはたき怒る､いや元凶お前だからなクソ天パ


土｢はぁ？カラコンだあ？｣

山｢カラーコンタクトですよ､物によっちゃァ瞳の色も変えられるんです｣

土｢へェ...外せよA｣



再び私に移った視線に内心びびる



｢いや､カラコンなんて付けてないよ｣

山｢さっき｢言ってんじゃねーか｣って言ってた気が...｣

｢...ﾁｯ､地味のくせに｣

山｢いや酷くない！？｣




見破られた嘘にもう為す術がない




観念してコンタクトを外す｡2回目のざわめきが起こった





皆の目に写る私の瞳は赤色｡総悟と同じ｡












土｢お前...本当にアイツなのか､？｣


















すぅ､と息を吸って､






























｢久しぶり｡トシ､近藤さん､終.....総悟｡｣











言ってしまった｡私は貴方達の大嫌いな沖田Aであると｡














近｢嘘だろ...ほんとに､Aなんだな？｣

土｢お前生きてた､のか｣






未だ信じられない様子で私を見つめる2人｡





滑稽だな､と自嘲気味にも笑っているとつかつかと後ろの方から誰かが近付いてきた





























｢...総悟｣



俯いてて表情が見えない｡












総｢...んで...なんで...｣










発せられたのは地を這うような低い声で｡




































総｢なんで姉上が死んでお前が生きてやがる｣



























総｢あの時お前は勝手に死ぬつっただろィ､なんで今ものうのうと生きてやがる｣

近｢総悟やめろ｣

























総｢なんで､なんで姉上が死ななきゃならなかったんでィ！！お前が死ねば｢いい加減にしろ！｣｣



近藤さんが総悟の頬を叩く音が響いた｡











｢...いいんだ近藤さん､間違っちゃいないよ｡ごめんな､約束守れなくて｡もうお前の前には現れないよ｣




それは違う､とノートに終が書いてくれたがそれは止めた




｢終､ずっと約束守ってくれたんだな｡ありがとう｡これからもそのままで頼むよ｣





顔を顰めた終には申し訳なさが募る








ぱちぐら2人は絶望に近い顔でこちらを見つめていた

銀さんは頭を怠そうに掻いてぼーっと私達を見ていた










｢場の空気を悪くしてすまない｡悪いが妙ちゃん､先に失礼するよ｣



















控え室へ向かう私を追いかける者はいなかった｡

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