【黒バス】復讐屋、はじめました【妖狐×僕SS】

終わり ページ8

青峰君はそのまま教室を出て行った。

『選手のバッシュをボロボロにするなんて』『マネのくせに』『最低すぎる』

みんなが集まっている場所、青峰君の机には

刃物でズタズタにされたバッシュがあった。


桃井「な、なんで・・・？」

モブ「なんで、じゃねぇだろ！羽月がお前がやってるのを見たっつってんだよ！」


私は衝動的に水奈を見た。


羽月「うちがっ、うちがっ！あの時止めればっ！」


顔を手で覆い、泣き崩れた。


桃井「水奈・・・？何で、そんな嘘つくの・・・？」

羽月「嘘じゃ、ないもん・・・さつきがあんなことするなんて・・・！」


もしかして、野々宮君が私を理由に水奈を振ったから・・・？水奈がやったの？

そう思いながら見つめると一瞬


「ざまあみろ」


こっちを見て嘲笑う。

その時の私には絶望の２文字しかなかった。

それからは暴力を振られたり、髪を切られたり。

腰ぐらいまであった髪は肩下になり、

傷何てほとんどなかった肌には幾つもの切り傷やあざができた。




桃井「(絶対復讐してやる！)」




そう思い、水奈のことを調べた。

もともと情報集めるのが得意だったからすぐにわかった。

羽月水奈は結構いいとこの娘で転校を繰り返している。

実際、私がいじめられ始めたらすぐに転校している。

桐皇に来る前は秀徳に。

秀徳→桐皇→海常→陽泉→洛山→誠凛

今は誠凛にいるらしい。

水奈が行った学校は全てキセキの世代がいるところ。

それに加え、すべての学校でいじめが起きている。

何を→←そして

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