ある日突然、あの弾バカがランク戦に来なくなった。

４１日目 ページ42

【出水】





至る事数分前。







諏訪さんから電話がかかってきたから、太刀川さんを迎えに行っているわけだが








迅「よぉ出水。ぼんち揚げ食う？」








迅さんに絡まれました。








出「迅さん。俺今から太刀川さんを迎えに諏訪さん家に(迅「知ってる」」









出「じゃあ(迅「今俺と話した方が、出水の未来的には良いんだ。」」








？







迅「俺のサイドエフェクトがそういってる」









迅「まあ、太刀川隊集めるように太刀川さんに言ったの、








　 俺なんだけどね」









出「そうなんですか？！」









迅「そうそう。









　 ホントは太刀川隊全員がそろってから言おうと思ってたんだけど









　 昨日、風間さんに会った時に








　 太刀川さんが死にかけてる未来が見えたもんで」









あー









迅「だからとりあえず、出水の未来を見にきたんだけど・・・・・」









出「？俺のですか？」









迅「ん〜、まだはっきりとは、してないんだけど









　 近々大規模侵攻が起こるっぽいんだ」









出「大規模侵攻？！」









迅「そ。だからボーダー隊員で一番強い“はずの”太刀川さんの未来と









　 太刀川隊の未来を見に来たわけ」









はずの・・・・・









出「で、何か見えました？」









迅「・・・・・出水、知り合いに髪の長い女の子いるか？」









出「A先輩のことですか？」









迅「その子が今、どこにいるかわかるか？」









出「昨日、緑川とランク戦するとか言ってた気はしますけど」









迅「そうか。ご協力に感謝する。」








出「え、ちょ、迅さん、何が見えたんですか？！」









迅「詳しいことはまだ何とも言えないけど









　 はっきり見えたのは、お前が今度来る敵のボスと戦う未来だ」









出「！！そんな大役(迅「ということだから心の準備しといてねぇ」









　 迅さん！！」








・・・・・









俺はとんでもないことを聞いてしまったのかもしれない。

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