ある日突然、あの弾バカがランク戦に来なくなった。

１２日目 ページ13

【出水】







出「最悪だ最悪だ」









さっきからそれしか言ってない









米「そんなに俺とのランク戦よりも









　 A先輩とのお勉強の方が好きだったのかよ」









出「当たり前だろ」









こんな戦うことにしか生きがいがない槍バカと









先輩を天秤にかけることすら









先・輩・に・申し訳ない









？「ねえ、今“A先輩”って言った？」









・・・・・・この声は









米・出「緑川！！！/緑川」









緑「？なんか出水ん先輩、テンション低くない？」









米「そうなんだよ〜









　 愛しの先輩との二人っきりの時間が、潰されたからなｗｗｗ」









こいつも一言余計だな









緑「で、その愛しの先輩がA先輩？」









米「そうそう









　 ってかなんで緑川が、A先輩のこと知ってんだ？」









そういえば









緑「だって荒船さんのスマホの壁紙









　 その“A先輩”って人の寝顔だったんだもん」









・・・・・・









俺は今、聞いてはいけないことを聞いた気がする









・・・・・・

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