第十二話 襲撃 ページ16
初めての巡察から、さらに二週間後。
なんとなくだけど、打ち解けてきた。
千鶴は最初は戸惑っていたけど、今では一緒にご飯を作っている。
他には、原田とか斎藤とか。
原田は何か兄のような感じで、ノリよく話してくれるし、
斎藤は刀のことだけは話が合う。あいつあんまり喋んないんだもん←
沖田は相変わらず嫌味だし、藤堂とか永倉はうっさいし。
土方は、あんま喋んない。
最初は人間嫌い、なんて言ってたのに、打ち解けてるなんて、不思議だな。
今日はみんな広間に集まっていたけど、不覚にも眠たくて、うとうとしていた。
覚醒しきらない意識の中、話を聞いていた。
ドタドタと、足音がして、隊士が入ってくる。
隊士「表に客が来ております。
Aという女がここにいるはずだから、会わせろと。」
土方「A?そもそも此処に女は千鶴しかいねえぞ。
それも一部の奴しかしらねえはずだ。」
一気に眠気が覚めた。
Aって、俺のことじゃないか!
俺がわたわたしてる間に話は進む。
隊士「もちろん、新選組に女はいない、と言いました。
そうしたら今度は、なら幹部の奴らに会わせろと言ってきました。」
土方「そいつはどんな奴だった?」
隊士は思い出すようにしながら言う。
隊士「ええと、女と男の二人組みで、まだ子供でした。
名前は、あとで言う、と・・・。」
俺のことを知ってる奴、子供で男と女の二人組み・・・、誰だ?!
土方「とりあえず、通せ。
何かおかしな行動をすれば、斬る、と言っておけ。」
隊士「はい。」
わああ!!来ちゃうよ、どうしよう!誰?!
原田「渚。どうしたんだ?さっきから。」
A「いや、ちょっと・・・。」
その時、ドタドタとすごい勢いで走る音が聞こえてきて、
その凄い勢いのまま戸があいた。
二つの小柄な影はぐるりと中を見回すと、
俺に向かって走ってきた。
?・?「Aーーーーー!!!」
A「ぐほおっ!」←
突進してきた二つの影は、俺に抱きついた。
その勢いたるや、死ぬかと思ったほどだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 何回も読みました。続きが読みたいです。 (2014年9月28日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。待っていました(涙)。。。ようこちゃんさんお久しぶりです! (2014年9月28日 1時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 良かったです。元気そうで良かった。 (2014年9月27日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ものすっごく返事遅れてごめんなさい!生きてます!元気です! (2014年9月27日 15時) (レス) id: cef401e7d5 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久し振りです。元気ですか? (2014年7月16日 0時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御影 | 作成日時:2013年2月22日 21時