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Aside
自分の部屋に戻って、ひと呼吸。
亜嵐くんのことはもちろん
" 傷つけたら俺がもらう " って玲於くんの言葉にキュンとしちゃってる私
…どうかしてる
亜嵐くんからの着信に気づいたけど、そのまま電源を落とした
なにをするわけでもなく、天井をぼーっと見つめてたら
カサカサっという音と一緒に黒い影が横切って
…うん、やばい
そのまま何も持たないで家を出た
亜嵐くんから電話の電話が鳴り続けてることなんて知らないで
玲於「…ん、忘れ物？」
A「…泊めてください」
玲於「……は？」
とりあえず入れってちょっと気まづそうに中に入れたくれた
玲於ママは？って聞いたら 「あー、帰った」って
急に予定入って日帰りで戻っちゃったみたい
玲於「…で、なにその格好」
A「…着替える余裕なかったんだもん」
玲於「中学のジャージってお前…」
呆れ顔でクローゼットからパーカー出してくれて
着とけって投げてくれた
玲於「彼氏の家泊まったらどーっすか」
A「遠いじゃん」
玲於「…お前さ、さっきの聞いてなかったの？俺がお前のこと、」
A「ん？」
玲於「…まあいいや、明日は帰れよ」
A「…退治してくれないと一生帰れない」
なにも言わないかわりに頭をバシッと叩かれて
コーヒーにする？紅茶？…あ、ココアもあるけど
なんていつも通りの会話
男女の友情、成立すんじゃんね。…なんて
玲於「…ハナちゃん誘う？」
A「ハナちゃん今日実家戻ってるって！」
玲於「…へえ」
いつもよりそわそわしてる玲於くん
はあ、ってため息ついた後、いつものチョコくれた
…なんで？ってくらい毎回ちょっと溶けてるチョコ
A「…なに？」
玲於「…いや、美味そうに食うなって」
A「かわいい？笑」
玲於「…うん」
A「…やめてよ、いつもブスって言うじゃん」
玲於「…ばか、冗談に決まってんだろ」
今日はなんだか、心臓がおかしい
ずっと前から一緒にいる玲於くんにドキドキしてる
ハナちゃんにラインしようと思った時、家に携帯忘れたことに気がついて
A「…玲於くん」
玲於「…なに？飯ならまだだから」
A「…携帯とってきてください」
玲於「むり」
1日くらいなくても平気だろって呑気に笑ってる
…あ、亜嵐くんから電話きてたんだっけ
まあいっか、明日学校で会えるし
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ゆらん(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます！スノードロップ出てきました、、！ (2018年8月11日 0時) (
レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
らら - スノードロップ出てきましたね！この花がどう関係していくのか楽しみです。応援してます！ (2018年8月10日 23時) (レス) id: 7f9d02892e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらん | 作成日時：2018年8月8日 20時
