柱を辞めてから毎日追いかけられています

九話 ページ10

『それで、3人は何しにきたの？』


炭「ここに来て強くなれと」


はぁ....ほんとに何がしたいのよ..


『竈門炭治郎。その箱を部屋の中に置いて。名前は？』


炭「は、はい？」


『妹の名前』


炭「禰豆子です！」


炭治郎に箱をおかせる。


『ちょっと待って』



扉を閉めて箱のそばにたつ。



『禰豆子、出てきなさい。大丈夫、私は不死川のように刺したりしないわ』


箱から小さな女の子が出てくる。なに...この子が妹...まだ幼な...！？


禰豆子の体が大きくなり、ある所でとまった。


『それが本当の姿なのね』


禰「ムー！」



私に警戒心がないのね。まぁ、好都合だけど


『禰豆子、ここから出ないでね。すぐに帰ってくるから』


禰「ムー！！」



禰豆子を家に残し炭治郎、善逸、伊之助を連れて森の奥深くへ。



『今からここで君たちには修行をしてもらう。ただし、ここで辞めたければ申し出ること。質問も今だけよ』



炭「どんな訓練なんですか？」



『簡単に言えば、自分との戦い』


3人「「？？」」



わかんないか



『やる？やめる？どっち』



炭「やります」


伊「やってやろーじゃねーか！！」



善「えぇ...や、やりますぅ〜」



はぁ...


『じゃあ全員刀を構えて。』



3人に刀を構えさせる。



『全集中 影の呼吸 壱ノ型 灯影』



ここからは彼ら次第。影に飲み込まれるか、自分を取り戻すか....どちらかだけ....





【補足】


Aは霞の呼吸を教わる前に影の呼吸を教わっていたため、2つの呼吸を使える。

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