【原神】メンヘラなのはいいけど巻き込まないで！【ヤンデレ】

万葉さん。気まずいっすよ ページ39

「おや、Aではないか。この前ぶりでござるな！」

とある朝、散歩をしていると話しかけられた。

『か、万葉。うん。この前ぶり』

あっちは気にしてすらいない様子だが私は違う。意識しまくりの考えまくりだ。気まずいっすよ。

「ふふっ、やっと拙者を男と認識してくれたのでござるな。意識してくれて嬉しいでござるよ」

バレてる。…こいつ。許さん

『別にそんなつもりないし。普段と変わらないけど』

「ほぉ、」

『んっ』

不敵に笑う彼。あ、まずい、なんて考えてた頃には手遅れ。彼の顔が目の前に

『ばかっ！？』

「前はこれくらいは耐えていたでは無いか。ほんとに意識しだしてくれたのでござるね。ふふっ」

頬を撫でられ頭も撫でられる。
頭を撫でられるのなんて何年ぶり？なんて思いつつも気持ちよくてついつい目を細めてしまう

「お主は猫のようでござるな」

『そうかな。単に撫でるのが上手いだけだと思うけど。ん、止めないで』

撫でる手を止めようとする彼にもっと続けて欲しくて我儘を言う

「拙者と恋仲になってくれれば沢山してやるのでござるがなぁ？」

『そんならいいですよーだ。他の人に撫でてもらうわ。例えば鹿野院くんとかね！』

私からしたら笑えない冗談が飛んできたので少し意地悪してやった。

『へっ！？』

「お主は拙者だけで十分であろう？」

抱き寄せられてさも同然かのように言い切る彼に驚く。

私、誰のものでもないんだけどなぁ。なんて言葉は飲み込んでおこう。私だって学習するのだ、ただ今は撫でられる感覚が心地いい

甘味処の一言
なんか万葉描きたくなっちゃった

大丈夫だよ→←重雲助けて※ほんの少し閲覧注意

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