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六人の世界 ページ4

カラ松「なつ!会いに来たぞ兄弟連れてきたぞ!」


「あら。本当に六人いる。顔もそっくりだわ」


おそ松「うわぁ綺麗」


チョロ「うんすごい綺麗」


「あらあらありがとう(ニコッ


一松「お前…なんて言うの」


「なつよ」


十四松「なんでそんな所にいるのー?外に出て一緒に遊ぼ!」


私は、一人強く拳を握った
外に出たくても出られない
出してくれない
そんな中貴方達は、眩しいほどに遊んでいる
私だって遊びたい。
外に出て泥が服に着くまで遊んでみたい
花の香りを嗅いでみたい
市場だって見てみたい
でも叶わない……だって私は、王女なんだから



「ふふっいつか外に出られたら遊びましょ」


十四松「うん!」


トド松「ねぇ…君ここの王女でしょ?いいの?僕たちと話しなんかして」


「いいのよ。私は、出られないから外のお話をいっぱい聞かせて」


おそ松「そんなのおやすいごよーだよ!」



みんな、眩しい笑顔
生き生きしてる
みんなは、それぞれの話を聞かせてくれた
お金が落ちてた事
サングラスと言うものが好きな事
市場は、どんなところかという事
猫がかわいい事
やきうと言う遊びが好きな事
お花の匂いの事


色々教えてもらった
楽しそうでとてもキラキラしていた
一度でいいから外に出たい
生まれてこのかた窓越しの太陽しか浴びた事がない
友達を作ってみたい…
そんな願いいつ叶うのかしら……
神様は、不公平だよ

不公平な神様→←虚しい恋



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作者名:ねむねむ | 作成日時:2018年11月9日 22時

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