そのご ページ5
今日も任務。
昨日も一昨日も任務だったからAに会えなくて3日が経つ。
僕、もう限界!!
悟「あ、伊地知ー?祓い終わったからこのまま直帰するって学長に言っといて!じゃあとよろしく!」
伊「ちょ、待っ、ごじ...」
電話の向こう側で伊地知がなんか焦ってたけど待てずに切った。
今日の呪霊も僕じゃなきゃこんな早く終わらなかったし感謝してほしいよねほんと
悟「さーて、Aちゃんの待つマイホームへ飛ぶかな」
家にすぐ飛んだけどAがいない。
今日の任務はすぐ終わると踏んで家でお留守番命令してたはず...
はっまさか、拉致...いや、僕の家セキュリティやばいし僕自体がセコムしてるようなもんだからありえないな...Aの呪力を探ろう。
ん?
悟「もしもし伊地知ー?家帰ったんだけどAがいない。Aの呪力がなぜか高専に感じるんだけど、なんで?」
伊「ヒィ!五条さん、任務お疲れ様です...
先程のお電話でお伝えするつもりでしたが切られてしまいましたので...」
悟「伊地知、あとで、マジビンタね。
それでAは何してるの?」
伊「Aさんは、どうしても伏黒くんに会いたかったそうで一人で高専に来られたんです。私もびっくりしましたが...」
悟「また恵?!もー、僕すぐそっち行くから、見張っててよ」
また伊地知フガフガ言ってたけど容赦なく切った。
高専内、Aの呪力を辿って医務室へ
悟「Aちゃーん!愛しのパパが帰ってきたよーん!」
ガラリ、扉を開けてAと硝子が目に入った
硝「五条、来たか。Aが来たのもさっきだぞ。
異常がないか調べさせてもらったが問題ないよ。安心しな」
悟「さっすが硝子〜!ありがとねん」
『ぱぱぁ...ごめんなさい』
お、さすがに悪いと思ったのか僕の愛しのAはバツの悪そうな顔で僕を見上げた。
僕にソックリの大きな目がウルウルしてて今にも泣き出しそう...すぐ抱きしめたい...けど
悟「A、これからは一人で勝手に飛び出しちゃダメ。パパとの約束。
でも、何もなくてパパすごく安心しちゃった!」
『...うん。ぜったいやくそくまもる!』
悟「よくできましたー!じゃあ、恵に会いに行く前にパパとぎゅーしようね」
硝「フッ。五条もすっかり親の顔、だな」
悟「...そうかも」
僕も硝子も頬が緩んだまま、歳取ったな、なんて笑い合った
*
<そのご>なので五条視点で
硝子さんは五条成長したなってしみじみ。
硝子さんいっぱい出したい願望強め
53人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かしわもち - 家族三人の幸せと、夢主&恵が結ばれますように。 (2022年11月24日 11時) (レス) @page32 id: b0321227c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みう | 作成日時:2021年4月27日 17時