高木は重傷を負う ページ36
ボオッバンッ
火の手が上がり高木が膝から崩れるのと、銃声は同時だった。
「あづいっ!」
高木のスーツが急に燃え始め、高木は床で熱さに悶える。
中原「なっ。」
すると何処からともなくガラスの破片がサラサラキラキラと集まる音が聞こえてくる。
ガガンッ
次の瞬間、何かが剛鉄のシャッターを破って窓から突っ込んできた。
キラキラと光の反射で光る透明の見事な龍。
ガラスの龍だ。
龍はそのまま高木をさらう様にして、首領室のシャッターを破り厚さ五センチもある防弾ガラスのガラス部だけをさらい、ヨコハマの空を舞う。
森「やられたね。」
中原「ビンは気絶してるぞ!」
ポール「あれは本人の意思ではない、ミレイの異能力による強制的な異能力の暴走な様な物だ。」
中原「チッ。追ってきます。」
森「よろしくね。」
そう言うと中原も空に降り立ったのである。
______side探偵社
仕事がひと段落付き、太宰さんを探しに行くかぁ〜と窓の外を眺めていた敦。
ガシャンッ
遠くの外で派手にガラスが割れた様な音が聞こえる
もしや、何処かで能力者でも暴れているのでは?!と慌てて窓から外を見ると、何と盛大に砂煙が立っているのはポートマフィアビルの頂上階ではないか。
敦「国木田さん!マフィアが!」
国木田「何?!」
何事かと腰を上げていた国木田も急いで窓辺による。
鏡花「あそこ首領室がある階じゃない?」
事務員も皆何事かと窓辺による。
国木田「太宰を呼べ!」
国木田がそう言ったのと同時くらいかにマフィアビルから何か龍の様な物が出てくる。
敦「ガラスの、龍?」
鏡花「まって。こっちに来てない?」
国木田「何?」
何とマフィアビルから出てきた龍は、此方探偵社に向かってきているではないか!
国木田「皆下がれ!」
事務員含め社員は窓から遠ざかる。
ガシャァンッ
窓を突き破り、龍は崩れる様に窓にガラスの破片として戻って行く。
そこには一人の人が…
バンッ
太宰「Aッ」
そこに急いで探偵社に戻って来たであろう太宰が駆け寄る。
太宰「ひどい火傷だ。与謝野さん!」
与謝野「はいよ!」
一人の女性は与謝野の異能力によって治され、医務室に運ばれて行く。
与謝野「太宰。それにしてもアレは誰だい?解体が要らないくらいの重度の火傷していたし」
処置が終わったのか与謝野が出てくる。
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - はるぽんさん» くっ、ばれてしまったか… (1月28日 14時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽん(プロフ) - もしかしたら違うかもですけど…あの夏が飽和するというボカロ曲入ってますか?もしそうだったら好きすぎます…🥲 (1月28日 2時) (レス) @page41 id: d30f688e9b (このIDを非表示/違反報告)
黒崎百合(プロフ) - !楽しみです! (1月11日 15時) (レス) id: 4f63239270 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - 黒崎百合さん» 此れからもっと過去編やるのでしばらくすれば分かるかも知れません (1月10日 15時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎百合(プロフ) - そうなんですか?何がまざってるのか凄いきになる…あの夏は分かったんだけど…めちゃくちゃ好みです!だいすき! (1月10日 10時) (レス) id: 4f63239270 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零奈 x他1人 | 作成日時:2023年11月28日 23時