逸般人(？)なポートマフィア社員 (ページ28)

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過去　ビンの実力ページ28

過去回想＿＿＿＿＿＿

俺が羊を異能力を使って羊を守り始めて数ヵ月し、段々と俺の名前が有名になって来た頃。

俺を殺そうと目論んむ奴らが、増えて来た頃だ。

その日も俺を狙った殺し屋が来た。

他の奴に被害が行かないよう、仲間を先にアジトに帰らせた。

俺は、何時ものようにその殺し屋を殺そうとした。

だが、何時ものように行かなかった。

何故なら、異能力の相性が悪かったからだ。

相手は水を操った。

どうやら水を生み出すことは出来ないらしいが、生憎雨上がりで水溜りなんてそこら中にあった。

幾ら、俺が重力を操るからって液体などは、操れない。

水の中に閉じ込められ、もう息が続かず意識が遠のきかけた時だ。

パシャッ

ゲホッゲホッ

なんと俺を閉じ込めていた、水の球体が割れたのだ。

殺し屋「痛った。」

　

カランカラン…

どうやら能力者である殺し屋に、何者かが投げた"ガラスの酒瓶"が当たったらしい。
　

？「お、ナイスヒット。」

咳込む俺を知らずか呑気に言う。

中「なんでいんだよ。」

　「ビン」

そこには、沢山のガラス瓶を乗っけたゴミ捨て用のソリとビンがいた。

ビ「ミレイにね、中也が遅いから見に行って欲しいって言われたの。」

ビ「ほら、中也。また、ミレイが心配する前に帰るよ。」

中「帰るって言っても…」

　
殺し屋「私がいるの忘れてません？」

中「アイツを殺さねぇと。」

殺し屋「まぁ、いいです。後から来た人を殺して差し上げます。」

殺し屋の異能力で水でできた円錐が飛んでくる。

中「おい！それに当たったら身体貫かれるぞ！」

ビ「それぐらいわかる。」

ビンは、ソリを置いて俺を抱えながら逃げる。
が、円錐は追いかけてくる。

ビ「はぁ。追尾するタイプ？面倒くさいなぁ。」

ビ「ガラス瓶足りるかなぁ。」

そうビルがつぶやくと、ガラス瓶達がたちまち割れ、沢山の破片が殺し屋を襲う。

パシャッ

殺し屋は、異能力でガラスの破片を粉砕するのにいっぱいで、俺らを追尾していた円錐もとける。
　

ビ「へぇ。ウォーターカッターみたいにして粉々に出来るんだね。」

殺し屋「チッ。」

中「おい、ビン。こんな異能力使えるなんて聞いたことねぇぞ。」
　

今までビンの異能力は、触ったガラスを少し溶かす物だと思っていた。

ビ「僕はさぁ、中也と違って自分の為だけに異能力を使う。それは、今までも此れからも変らない。」

　