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高木の元カレが彼氏だった経緯 ページ16

そしてビンが"手放したかった"物が何なのかも誰も知らない。



ビ「じゃ、中也によろしくね。」



そう言ってビンは、ヨコハマから居なくなったのだ。


 

コンコン



「太宰幹部。呼ばれた高木ですが、入っても宜しいでしょうか?」



太「どうぞー。」



と扉越しに聞こえる。



「失礼します。先程は何か不備があったでしょうか?」



太「ねぇ、ビンでしょ。」



バレてまーす。



「えっと、どなたでしょうか?」



太「しらばっくれないでよ。」

太「ねぇ、ビンが呪いをかけた所為で、せっかくマフィアに入ったのに全然死ねないよ。」



太宰が机でいじける様に云う



「えっと、先程から何をおっしゃっているか分からないのですが…」



太「それ以上しらばっくれると、首領に云っちゃうよ。」



「…糞餓鬼。」



太「私の方が身長高いし。」



「あっそ。」



太「中也に、お使いの品あげたらめっちゃ問い詰められたよ。何処に居るか知ってんのか?!って」



「羊の時、一回色々あったからね。」



太「ねぇ、何処行ってたの?」



太宰がグダグダと言う



「いや、私は、こっちの世界に戻る予定はなかったんだよね。」



太「ねぇ、ビンはあの時言った"手放したかった"物って何?」



「さぁ、全部かな?」



太「ビンは、何で私に呪いをかけたの?」



「いま、大切な友人はいる?」



太宰の中にあのバーの情景が浮かぶ。



太「居る。」



「大切にしなよ。」



太「…わかった。」



二人だけの職務室に沈黙が流れる。



太「高木Aって本名?」



「苗字は拾い親のだけどね。」



太「ねぇ、A。」



「他の人の前では、呼ばないでね。」



太「ビンだってこと、誰にも言わないから付き合って。」



「それは…恋愛的な意味であってる?」



太「合ってる。ひと目惚れならぬ二目惚れ。ちなみに、拒否権はないよ。」



「まぁ、いいけど。人前では、絶対秘密でお願いね。」



太「…何で。」



「何かあった時が、面倒から。」



太「じゃ、何処でいちゃいちゃするのさ。」



「…家。」



太「家行っても良いのかい!」



「バレない様にね。」



太「うんっ!」



と、こんな感じで付き合って半年くらいで色々あって自然消滅せざるを得なかったから自然消滅したと高木は思って居る。


ちなみにその日家に帰ったら、ハルをおやつで買収しようとしているがうまくいってない太宰と、太宰が気に入らないハルが唸ってた。

高木は出世を望まない。→←過去4 ビンは太宰の考えを理解する



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零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - はるぽんさん» くっ、ばれてしまったか… (1月28日 14時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽん(プロフ) - もしかしたら違うかもですけど…あの夏が飽和するというボカロ曲入ってますか?もしそうだったら好きすぎます…🥲‎ (1月28日 2時) (レス) @page41 id: d30f688e9b (このIDを非表示/違反報告)
黒崎百合(プロフ) - !楽しみです! (1月11日 15時) (レス) id: 4f63239270 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - 黒崎百合さん» 此れからもっと過去編やるのでしばらくすれば分かるかも知れません (1月10日 15時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎百合(プロフ) - そうなんですか?何がまざってるのか凄いきになる…あの夏は分かったんだけど…めちゃくちゃ好みです!だいすき! (1月10日 10時) (レス) id: 4f63239270 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零奈 x他1人 | 作成日時:2023年11月28日 23時

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