ジンフィズ ページ2
「いらっしゃいませ!蘭さんに園子さん世良さんに新一くんとその女性は?」
『事後処理でポアロにはいないと思ってたんだけどなぁ
意外と暇なの?』
「なんのことでしょうか?」
『まぁいいや。』
そう言って彼女はそっと席を立って言った。
『改めまして、AAです。見知り置く必要は無いわ。』
「Aさん教えて。どうしてあんなことしようとしたの?」
『どうして?生きるのに理由は必要なくて消えるのには理由が必要なの?』
彼女は悲しそうな顔でそう言った。
「人は理由もなく消えたいと思わないよ?」
『それは貴方だけでしょう?他の人もそうだと思わないで。』
「ねぇ。新一?人には話したくないことぐらいあるわよ。いいじゃない。」
少し辛そうなAに気づいた蘭がそう言った。
「そうよ!」
『話したくないって言うか、話して楽しい事でもないし、安室さんの前で話したくない。』
「何故です?」
『警察が嫌いだから。』
「安室さんは警察じゃないよ?」
『そうね。もういい?』
「どこ行くの?」
『どこだろうね。いるべき場所かな。』
Aは悲しそうな顔をした。
「ダメだよ。」
『どうして?貴方が私に生きる理由でもくれるわけ?違うでしょ?生きてたら幸せなことが絶対あるからとか言って、自己満でしょ?何?幸せじゃなかったら責任でもとってくれんの?どうやって?私は、貴方達のエゴを押し付けられるためにここにいるんじゃないの!ほっといて!』
Aは泣きそうになりながらまくし立てるように言った。
その様子に誰も何も言えなかった。ポアロ中に沈黙が訪れた。
『私はこの世界の人間じゃないの。いいでしょ?違う世界に来てまで生きたいと思えない。』
「どういうこと?」
『私が貴方達のことを知ってる理由よ。要はトリップしたってことよ。』
「トリップしたってことはここにはもう辛いことは無いんじゃないのか?」
「そうだよ。楽しくなれるように私達も手伝うよ?」
「友達を悪く言う奴はこの鈴木園子様が許さないんだから!」
「ね?せっかく違うとこ来たんだからちょっと遊んでこうよ?」
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遅くなってすみません💦
学校始まったのでTiktokにインスタに占いツクールにでこっちは朝時間ない中少しづつだったので遅くなりました💦
たくさんの人に見て貰えて私嬉しいです!
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紫苑(プロフ) - 泉さん» はい!無事にWiFiも回復したのでこれからも頑張って更新しますね! (12月5日 7時) (レス) id: 0664a97245 (このIDを非表示/違反報告)
泉 - ありがとう! 続き楽しみです。 (11月28日 0時) (レス) @page6 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫苑 | 作成日時:2023年9月3日 16時