悪女より悪女な私【呪術廻戦】

全部あの女が悪い ページ11

伏黒side．


彼女…匹はいつもこの時間まで起きている。


特別な理由とかじゃない。



多分、本でも匹鵑任い襪鵑世蹐Δ


起きているなら…会いに行きたい。



今は、釘崎や真希さんは居ないから都合がいい。


そう思って匹の部屋の扉に手をかけた。



「_____!!!!___!!!!!!」


…？？


今朝の転入生の声…


俺はあいつのことは正直好きではない。



まぁ、そんなことは関係ないから後で..(((( ｺﾞﾝｯ


と、何かがぶつかる鈍い音が響く。




あいつのことだからきっと物を落としたんだなと思ってノックをしようとした。←


「痛っ！！！ぅあっっっ！！！！」


！！


『おい！大丈夫か！？』


ノックなんてしてる暇はなかった

大切な存在…匹の悲痛な声が中から聞こえたから…






ー
ーー
ーーー









酷かった。



今朝の転入生が彼女の胸ぐらを掴んで机の角に押し付けていて、実際の匹は涙目で…そして頭から俺もあの宿儺との戦い以上の血が流れていた。


俺は彼女を咄嗟に引き寄せ、医務室へかけていった



走り側に転入生の絶望した顔が見えたがあいつの事なんて考えている暇はなかった









ー
ーー
ーーー


今の時間帯は流石に硝子さんは起きていなくて、一応椅子に座らせて応急処置をした。



『ぅっあ…恵くん…』


「痛むか?」


呻き声をあげる匹。



そして安心したのか、そのまま眠ってしまった。









…………


あの女のせいだ。

匹が傷ついたのは




痛そうに顔を歪めて…




彼奴は善人じゃねぇ



ーーー

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