始まり＿3 ページ5
氷鷹さんの明星さんとの会話を聞いて、彼はきっとツッコミ役なんだろうと理解した俺がボケを入れたところ、きちんと返してくれた
｢ははっ、もうタカタカは立派な俺達の友達だね☆｣
『んまぁ･･････多分･･･?』
半信半疑で苦笑いを向ける。こんなに早く友達になったのは初めてなんだけど･･･
｢というわけで! お金を貸してください･･････!｣
『･････････は?』
｢はぁ･･････明星･････････お前という奴は･･･｣
｢は〜い、そこまで〜♪｣
明星さんの2度目の突拍子な行動に呆気にとられていると、彼の背後から亜麻色の髪色をした眼鏡男子がひょっこりと顔を出した
｢君たち、転校生くんにみょうなコントを見せるために声をかけたんじゃないでしょ?彼に何か頼みたいことがあるんじゃなかった〜?｣
｢おぉ、そうだった! いいこと言うな、ウッキ〜!さすが『トークの達人』、頭の回転がマッハだ!｣
･･･渾名についてはもうキリがないと思うので触れないでおこう
｢眼鏡かっ? 眼鏡かけてると、『トーク力＋50』とかそういう補正があるのかっ?｣
｢そう、そう。眼鏡を外すと、何もわからなくなって＿＿＿あれ?僕の名前は･･････何だっけ?転校生くん、知ってる?｣
｢転校生が知ってるわけないよ、ウッキ〜! 初対面なんだから!｣
｢せっかく明星くんがネタをふってくれたんだから、ボケなきゃいけないと思って♪｣
｢そういうところ好きだよ、ウッキ〜☆｣
｢僕も、明星くんが大好きだよ〜♪｣
再びコントが始まっているのですが
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作者名：はじめるい | 作成日時：2019年7月7日 16時
