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始まり_0 ページ2

雀の声が響く少し早い朝




目覚めは決して良くはないけれど、それは毎日のことだ






新しい場所に行くとなっても、不思議と心構えをする必要も無くいつも通りのペースで身支度をしている



朝食を短時間で食べ終え、皿を下げる。俺はどっちかって言うと朝はご飯派





皿を軽く洗って食洗機に入れる


手を拭いて洗面所に行き、先程顔は洗ったので歯を磨きながら髪をちょちょいと櫛で整えた





その後は、昨日準備した荷物の中身を再チェックした。傍にあった姿鏡に向き合って突っ立ってみる


海のような水色のブレザーに、グレーチェックのズボン。学年色の青がベースのネクタイ



あまり見ない制服のデザインだが、アイドル科となるとそういう面でもこだわりがあるのか




まさかプロデュース科の自分までこの制服だとは思わなかった・・・





さて、そろそろ駅に向かわないとまずい時間帯になってきたしとっとと外に出るとするか

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作者名:はじめるい | 作成日時:2019年7月7日 16時

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