14話 ページ36
『士皇、此処さっきも間違えてたよね…』
士皇「き、気のせい!今初めて間違えたの!」
有馬「士皇、認めろ。2度目だ」
士皇「はい…」
『ここはねたすき掛けをするの、斜めに入れ替えれば解けるよ』
士皇「ん〜〜〜……あっ、解けた!」
夕作「流時って頭いいよね、僕より1個下と思えない。3年の問題解けるんじゃない?」
『3年の問題は自信ないけど、2年の問題なら解けるよ。勉強好きだもん』
士皇「僕は好きじゃなーい、数学は数字ばっかりだし。英語はアルファベット、漢字は書き順があるし。僕は体動かす方が合ってるもん」
『でも、勉強はしておきなさいって入お姉ちゃんが言ってたよ』
理界「入さんが言ってたの?」
『うん』
理界「……」
『理界?』
理界が訝しげな顔をしたのを気にした流時
それに有馬が答えた
有馬「流時、入の言う勉強とは恐らくこの勉強じゃない。大方何処かのパン屋の種類だろう」
『え……』
有馬「本気で勉強だと入の言葉を受け取ったのか…」
『……お姉ちゃん、次会った時一発お見舞いする』
士皇「流時?何か、怖いよ…」
そう言う士皇は怒りのオーラを出す流時から少し距離を取っている
有馬「その怒りは明日まで取っておけ。明日は特別強化生と合同練習だ、その時に怒りを発散すればいい」
『特別、強化生…?』
有馬「現アカデミージュニアに通っている生徒の中でも、より成績のいい生徒の事だ。葉月ハジメという生徒は特に優秀らしい」
『葉月ハジメ……』
ハジメの名前を聞くと流時は気の進まないと言った顔をした
士皇「流時、知ってるの」
『アカデミーに通ってた時に……でも、私あの子苦手』
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←13話
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめの - コメント失礼します( ^ω^ )凄く面白いです!更新頑張って下さい!応援しています! (2020年6月1日 16時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年1月13日 22時