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10話 ページ12

ハジメ「伊丙上等が死んだ時の琉時は可愛かったよねぇ」

『!』

ハジメ「弱りきってるあの顔、絶望の顔っていうの?」

『っ…』

ハジメ「会わせてもらえなかったんだっけ?」

『……』

ハジメ「首、飛んでたらしいしね。ウケる」

ガァン

琉時がハジメの赫子に容赦なく斬りかかった

士皇「琉時!」

取り乱し切り掛かる琉時をハジメは楽しそうに見つめる

『……(お姉ちゃん)』

琉時はハジメの言う通り、入の遺体に会わせてもらえなかった

胴体の傷だけでなく、首を飛ばされたと…





月山家任務後の事だった

「伊丙 琉時上等」

0番隊の中で別の件で単独任務を行っていた琉時の元に捜査官がやってきた

『何?殲滅は今終わったよ』

フードで顔を少し隠しながら問う

「伊丙 入上等が…殉職されました」

『………………………ぇ』

何を言っているの?

入お姉ちゃんが?

殉職?

死んだ?

お姉ちゃんが?

お姉ちゃんが?

「たった今報告が入りました」

『………い……て』

「はい?」

『連れて行って!お姉ちゃんの所に!早く!!』

「は、はい!」

琉時の任務場所は月山家の任務場所から車で20分程離れていた

車を飛ばさせ10分で着いた琉時は建物の中を全力で走った

車内で聞いた話では作戦には宇井特等も参加していたらしく同じビルにいるらしい

援護が必要ならば直ぐにでも行ける

宇井特等がいる

もしかしたら、捜査官の勘違いかもしれない

特等がいるのに

場所は違っても部下なんだから

きっと…

「伊丙上等…」

宇井「琉時!」

宇井特等

そこにはお姉ちゃんの体

肩から上は宇井特等の体で見えなかった

でも体の周りは血でいっぱいで

『お姉、ちゃん…?』

「琉時上等…!」

『お姉ちゃん…そこにいるの、お姉ちゃんだよね?』

宇井「…」

宇井特等は黙り込む

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ゆめの - コメント失礼します( ^ω^ )凄く面白いです!更新頑張って下さい!応援しています! (2020年6月1日 16時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年1月13日 22時

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