【w_r*w_r*d】裏切り者に粛清を【王様ゲーム】

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アガピside

昨日のトントンとの一件があってからは、しばらく寝れなかったが、いつの間にか意識は飛んでいた


そして今、手紙を見ながら食堂に向かっている

“不要なこと”とはいったいなんなのか




食堂に入ると、シャオロンとショッピ君が襲いかかってきた


突然のことに避けることが出来ず、2人の攻撃をモロに食らった


『ｶﾊｯ…ｺﾞﾎｯ…』


kn｢お前ら何しとんねん!!!｣


sn｢アガピ!!!大丈夫!?

過呼吸気味になってるね…ほら、深呼吸

吸って…はいて…｣


そう言って背中をさすってくれるペ神


sya｢なんやシッマ

コイツは仲間を傷つけた挙句、王様ゲームとか訳分からんもんを始めたんやぞ!!!

王様は絶対コイツや!!!｣

shp｢シャオさんの言う通りっすよ

絶対にコイツが王様です｣


kn｢んなわけないやろ!!!

何を根拠に言ってるんや!!!

まずアガピが王様やったら自分に命令せんでもええやろ!!!｣

sya｢それやと怪しまれるからしたんとちゃうんか!!!｣

kn｢ならなんであんな服従出来るかも分からへん命令を出したんや!!!

もし服従出来んかったら自分で死ななあかんのやぞ!!!｣

shp｢ｯ……｣


sn｢アガピの話も聞かずに、よくそんなにアンを信じられるね

アガピ、手当してあげるから医務室行くよ｣


シャオロンとショッピ君から守ってくれたシッマとペ神



ペ神が私を手当するために食堂から出ていこうとしたところで、どこからか黒い封筒が落ちてきた


中にはいつもとは違って、手紙が２つ入っていた


“3/29 7:25

王様ゲーム

王様の命令に従わなかったために八つ裂きの罰を与える。

シャオロン、ショッピ”

“3/29 7:25

王様ゲーム

王様の命令に従わなかったために自然死の罰を与える。

コネシマ、しんぺい神”


皆、その手紙を見て絶句した

sya｢ど、どういうことや!?｣

sn｢…俺らは、知らず知らずのうちに“不要なこと”を犯していたのか??｣

何がどうなってるのか、さっぱり分からなかった


shp｢なぁ!!!アンタが皆を殺してるんやろ!!!

なら俺らのことは殺さんといて!!!

…むしろ、お前が死ねよ｣

kn｢おいショッピ!!!アガピやないって言うとるやろ!!!

それに、アガピが殺してたんならオスマンの件はどうなってんねん!!!｣


ショッピとコネシマは最後まで言い争いながら、そしてペ神とシャオロンは覚悟を決めてから





4人は皆の前で、誰にも手をかけられずに、命を散らした









[死者6名、残り8名]

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