11 ページ12
「ふふっAさんかわいい、でも、あんまり声出すと、気付かれちゃうよ?」
そらるさんたちに、
さっきの事結構根に持ってるみたいだ、そう思った時、
ピピピピピピピピ
誰かのスマホのアラームが鳴った。
天月くんのスマホのアラームだったらしく、これから打ち合わせがあるそうだ。
それから名残惜しそうに打ち合わせに向かう天月くんと作業が溜まっているらしいまふを見送った。
ちゃっかり天月くんとお泊まりの約束もこぎつけた。
そらるはというと、朝からゲーム三昧。
隣に座ってぼーっとテレビを見つめる、なんだか眠くなってきた。
「ホシノ?もう寝る?」
時刻は23時、いつもに比べると驚くほど早い。
『そらるも一緒、』
「もちろん」
いつの間にかゲームを終わりにしていたそらるに手を引かれ寝室に行く。
先にベットに入って僕のスペースを空けて「おいで」と手招いてくれた。
眠たくなると途端に頭が回らなくなる僕を、こっちだよと手を引いてくれる彼方はお兄ちゃんだなぁって感じですごく頼りになる。
「明日何時?」
『、、、8時?』
時間を聞いてくれたがこれは起こしてくれるのではなくアラームをセットしてくれるだけである。
『彼方、ありがと』
なんだかんだいって世話焼きで頼りになるお兄ちゃんに、ぎゅうっとくっついて言う。
面と向かっては恥ずかしいから、
「ん?聞こえなかった」
両手で顔を包まれ目を合わせられる。
『うそ、聞こえてたでしょ』
だって、すごく意地悪で楽しそうな顔してくすくすと笑ってる。
ムッとして眉間にシワを寄せるとごめんごめんと頭を撫でられた。
『寝るまでなでてくれたら許す』
「任せろ」
ふっと微笑んで腕枕も追加して撫でてくれる。
大好きな人の匂いと感触と笑顔、これだけ集まったらもうこれ以上は無いくらいの安心。
だんだん瞼が重くなってくる。
遠くで「おやすみ」と聞こえた気がする。
そして額にちゅっとあったかい感触がしたのを引き金にそこで意識が途切れた。
「おやすみA」
−−−−−−−−−*
ようやく一段落しました!
ここからは短編みたいな1話完結とかくらいで書いてこうと思ってます。
ので!
あの、リクエストとかなんかございましたら、是非!コメントの方に書いてくだされば書けそうなものから書かせていただきたいと、思いますので、どうぞよろしくお願いします!!!
258人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
胡蝶姉妹 - 続きがめっちゃ気になります!頑張って下さい (2020年1月1日 20時) (レス) id: d21ca3530e (このIDを非表示/違反報告)
サマー - 続きが気になります!頑張ってください! (2019年12月27日 8時) (レス) id: 080fa6f2ce (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 頑張ってください!めっちゃ続き気になります! (2017年2月9日 22時) (レス) id: 79654553a2 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 二次元大好き夢さん» ご意見ありがとうございます!確かに騒ぎになりそうですねwww亀更新ですが頑張ります!! (2016年11月4日 18時) (レス) id: a5e4428873 (このIDを非表示/違反報告)
二次元大好き夢(プロフ) - 本名のほうがいいと思う!!バレたら軽く騒ぎになりかねないしww更新頑張れ!! (2016年11月2日 17時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:浅葱 | 作成日時:2016年10月3日 17時