サボりが生き甲斐ドクササコ短編集

中だけ動物化(in 白目) ページ5

A))ひっどいよねー！ちょっーと動物化させて見ただけなのにあんなに仕事を任せるなんて！

ねぇ？！と隣を見下ろして同意を求める私に キューン？ と首を傾げて答えるのはその薬を掛けられた張本人。あれから一週間経つのだけどまーだ元に戻らないんだよねwこれがw

A))薬の相性が良かったのかねぇ〜？

白目))クキューン？

カチャカチャと音を立てながら薬瓶を取っていく私に白目は只々頭を傾げるばかり…うーん もうこのままでも良いのに…私は解毒薬の調合を言い任されたのだ。酷いよね？

A))これを戦の相手に使えば混乱間違い無しでドクササコが勝てるのに…そう思わ…わっΣ(ﾟдﾟlll)！

またまたため息をつきながら白目に向けばすぐ近くに彼奴の顔があり気が付けば私は押し倒されていた
(╬＾∀＾)

A))何すん…ハイ？

うーん…自分で言うのも何だけど何ともまぁ間抜けな声が私から漏れた。と言うのもだ怒鳴り散らそうとした私の目の前に白目が突き付けたのは一本の小枝これはまさか…

A))遊んで欲しい…のか？

白目))ワン！！！

恐る恐る聞いてみると元気の良い返事が返ってきた。うーん後ろの尻尾も勢い良く降ってるし…仕方ない

《場所を移動》

A))ほーら取ってこーい(￣∀￣)

白目))ワンワン！！！

人気の無い原っぱで小枝を適当な方向に放り投げると嬉しそうに四つん…あっ違う二足歩行で走ってる。さっきまでの行動は何だったんだよ おい！
しかも早い！これでもかって位に早い！流石はプロ忍と言ったところだがその素早さを仕事にも生かしたら凄腕さんも泣いて喜ぶだろうに…

ボウン！

白目))あっあれ？俺何してん…だぁ？！

凄腕さんにすこーしだけ同情しながら白目を見送って居ると遠くの方で小さな爆発音(元に戻った音)と白目の小さな悲鳴が聞こえてきた。どうしたんだろう？

A))あー戻ったんだ…良かった良かった(*^^*)

白目))良くねぇよ！！！何なんだこの状況は？！

取り敢えず悲鳴のした方へと向かって見ると其処には元に戻った白目が今にも泣きそうな顔で私を見上げてる…状況って言ってもねー

A))崖に落ちそうになって…る？

白目))首を傾げてないで助けろー！

A))ガンバw！

白目))鬼ー！

白目に向かって手をヒラヒラと振ると私は背中を向けて帰り白目は任務で偶々近くを通った凄腕さんに助けられたのでした☆
まぁ見捨てた罰として私は一週間首以外を埋められたのだけどね(泣)

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