今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:282 hit
小｜中｜大
無視ほど酷いものはない？ ページ4
そして二人にニッコリと笑顔で
「………ねぇ、僕を後ろから抱き締めてるのは誰かわかるかな？」
と聞いた。
「…………………」
「…………………………」
「…………………………」
…………………………
沈黙か……
僕はもう一度小さくため息をつくと少し現実逃避というものをしてみる。
「………………………」
気のせい。
気のせいだろう。
後ろから抱きつかれているように感じるのは…。
二人が(特に藤井さんが)憐れみ……同情の目で見てくるのは……。(奥村さんは
可哀想だね〜と言いながら棒つきの飴をコロコロと口の中で転がしている)
……いや………本当はわかってるんだ。わかってるんだよ？
僕に抱きついている人は誰か、なんて。
わかっているからこそ……わかっているからこそ………
現実逃避したいんだよ‼
僕は大きく息を吸うと
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←敬遠の仲？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユウキ アヤネ | 作成日時：2018年7月1日 21時
