道中。 ページ5
いつも通りの道を
いつも通り、こいつと二人で歩く。
にしても今日は‥
「太陽がウゼェ。」
俺は空を見上げながら言った。
雲よ。タラタラ流れるのもいいけど、ちゃんと仕事しろよ。
道歩いてる奴がウゼェって思ってるんだから太陽隠せよ。
「ウゼェ。じゃない!太陽は頑張って照らしてくれてるんだから感謝しないと!」
太陽を見上げながらAが言ってくる。
‥俺はお前みたいにポジティブに考えられねぇよ。
「照らすにもほどがあるだろ。照らしていいのは洗濯物ぐらいだわ。」
洗濯物照らしてくれたら母ちゃんは文句言わないからな。
「もー!そーやって!太陽があるからうちの牛もシカマルんちの鹿も元気に遊べるんだよ!」
お前の視点もおかしいだろ。
「牛と鹿もそろそろうんざりなんじゃね?」
俺と同じ考えのやつがいたらの話だけどな。
「なんでそんなおじさんみたいな考え方なの?」
「さぁ。これが俺だ。」
ってか、親父に似てんだよ。
「まぁ、シカマルらしいや!早く行こう!遅刻しちゃうよ!」
Aは走り出そうとする。
「太陽がうざすぎて走れねぇよ。」
いいからいいから!と言われながらAに引っ張られた。
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
森田菜々子 - お願いあるんだけどいいですかな?narutoキャラ×メイ・チャンの恋愛短編集でお願いします。メイ・チャンは木の葉隠れで姉のラストと長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2018年9月4日 14時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りー | 作成日時:2018年9月2日 0時