俺とあいつは腐れ縁。1【NARUTO】

授業中。 ページ21

あー。眠い。



今はアカデミーの授業中。




と言っても全然聞いてないけどな。




鉛筆動かすのもめんどくせぇ。




たぶん、この気持ちはAも一緒で




俺の前に座っているAは




消しゴムを飛ばしてナルトに当てようと必死だ。





‥そんなことしてたら先生に怒られるぞ。



「なんでそんなにAを見てるの？」




隣に座っているチョウジが聞いてくる。




「いや、そろそろ怒られそうだなと思って。」





「あー。いたずらしてるから？」




「‥A、アホだな。」




そう言った瞬間、Aが勢いよく振り向いて来た。





「アホじゃないし。楽しんでるだけだし。」



顔を膨らましてくるこのアホ。




‥わかっててやってんのか？




「今やってる時点でアホだ。」




「だから、違うし。」



だめだ。何言っても無駄だ。




寝よう。




「寝るわ。おやすみ。」




「もう！逃げないでよ！」




そう言われたが普通に寝た。




後からナルトだけ怒られ、Aがラッキーと言っていたことをチョウジから聞いた。





ほんと得してるやつだ。

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