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「え、A…?」
「何でAさんが此処に…?!」
私の姿を見つけると、驚いた様子で駆け寄ってくる一虎と千冬くん。
『うわ、二人ともすごい傷だね』
その後ろから、場地くんもやって来た。
「お前だいぶ目立ってンぞ。大丈夫なのかよ」
『まあ今更だよね。場地くん助けた時点で平穏に過ごせるとは思ってないし』
すると、マイキー君に声をかけられる。
「A、エマを助けてくれてありがとう。治療費は全額払う。…何年かかるかわかんねェけど」
『ばーか。中学生からお金取るわけないじゃん。
…そんな事よりさ、彼はまだ、変われると思う?』
「は…?」
"彼"とは、先程銃で撃たれた私と同い年くらいの青年。
彼の撃たれた場所を確認してみると、心臓は無事だった。…いや、誰がどうみても無事ではないけど。
マイキー君の目を見つめ、もう一度問う。
『更生できるかって聞いてんの』
「……仲間の身代わりになるくらいには、変わったんじゃねえの。」
『そっか。…一虎、この子連れて帰る』
「え、…わかった」
手持ちのガーゼと包帯で簡単に止血させ、車へ運ぼうと肩を貸す。
不本意ではあるが、射創は得意分野だ。
「……イザナ、に…なに…して…ッ」
『喋るな。君も傷は浅くないんだ。救急車が来るまでじっとしてろ』
"大丈夫、君も助かるよ"と彼に伝える。
『それとエマちゃん。本当は1週間くらい家で様子見てから退院させる予定だったけど、急患が入ったから自宅療養に変更。運動は控えるように!』
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❄Snow moon🌙 - たまっちのwwぷちぷちおみせっちってwwwたまごっちwwwwこれは笑うww (2021年12月15日 15時) (レス) @page25 id: 844d47e37e (このIDを非表示/違反報告)
R_yomoya(プロフ) - たまごっちのぷちぷちおみせっちwwwww (2021年10月24日 11時) (レス) @page25 id: 53959ad895 (このIDを非表示/違反報告)
柊楓(プロフ) - 43 −ヨミ−さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!引き続きこの作品をよろしくお願いします^^ (2021年10月16日 13時) (レス) id: 1c621d8fd5 (このIDを非表示/違反報告)
43 −ヨミ−(プロフ) - コメント失礼致します(*ˊˋ*) 夢主の設定や物語の展開がとても魅力的で、最初の方から読ませて頂いていました。 続編おめでとうございます、更新何時もお疲れ様です(´˘`*) (2021年10月16日 6時) (レス) @page50 id: 1d67640196 (このIDを非表示/違反報告)
柊楓(プロフ) - 夢花さん» はい!かっこいいですよね^^ (2021年10月15日 20時) (レス) id: 1c621d8fd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊楓 | 作成日時:2021年9月10日 2時