編入は突然に ページ4
〜アイドル科の職員室〜
ついに来てしまった…
私は怒られに来たのか、アイドル科に編入の話をされに来たのか、なんなのかわからないけど、覚悟を決めて入る事にした。
A「失礼します。普通科の花城Aです。椚先生に呼ばれて来ました。」
椚「来たのですね。こちらに座ってください。」
そう言われ、私は指定された席に腰をかけた。
椚「花城さん、単刀直入に聞きます。プロデュース科に編入してみませんか？」
A「へぇ？」
私は予想外な言葉にマヌケな声を出してしまった。
A(怒られに来たのではないんだぁぁぁぁぁ!!よかった〜……じゃなくて、プロデュース科って何？そんな学科あったけ？)
椚「返事は今じゃなくてもいいです。そもそもプロデュース科っていうのも今年度から設置する学科なので、まだ何をする学科なのかもわからないですよね。だから、こちらでプロデュース科の主な活動やこれから付き合いが長くなるであろう、アイドル科の生徒全員分の資料をまとめておきました。」
椚先生から広辞苑ぐらい分厚い、資料をもらった。
A(それにしても、プロデュース科に入って意味あるのかな？私、アイドルあんまり興味ないんだけどな…まぁ、聞けばいいっか！)
A「あの、プロデュース科についてはだいたいわかったのですが、私がそこの学科に入っても意味無いと思うのですが…そもそも私は進学希望で普通科に入ったのに何故今更学科を移動させなきゃならないのですか？あと私、プロデュースなんてやったこともないですよ。」
椚「プロデュースについては貴方の他にもう一人入る予定です。その方も素人なので、一緒に学んでいけばいいのです。それに貴方は学力も充分ありますし、貴方が撮る写真がいいので、ぜひプロデュース科に入って欲しいです。」
そう言いながら先生は手続きの紙を出した。
椚「それと…もし、貴方がプロデュース科に編入するなら、貴方が目指している大学の推薦をしましょう」
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月美(プロフ) - 柑菜さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります!! (2017年11月19日 8時) (
レス) id: 7bd9670b60 (このIDを非表示/違反報告)
柑菜(プロフ) - 夢主ちゃん面白いですね（笑）続き気になります！更新頑張ってください！ (2017年11月18日 20時) (レス) id: 216da37db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月美 | 作成日時：2017年11月17日 22時
