双子の力〜光〜

233話 ページ29

アラタSIDE

≪セカンドワールド起動１５分前です。全プレーヤーは、戦闘の開始に備えてください≫

ア「来た！！」

俺は姉さんが言った事をしようと立ち上がった

でも・・・・・・・・・

ハナコ「ハナコ。行かない」

タ「死にたくねえよ。ゲンドウさんだってまだ戻ってないんだぞ」

一気に仲間が死んでしまって、みんな怯えている

どうにか出来ないか？この状況で何ができるか・・・・・

俺は息を吸い込んだ

俺が落ち込んでたり、不安なとき、怖い時にしてくれたこと

ア「コンクリートが揺らいだ
　 霞み燻む、君の望ている夢
　 テンプレートをなぞった
　 知らないままの日常
　 ハイテンポなアテンダンス
　 消えない 足りない 落ち込んだ未来
　 最終話が来たって
　 言えない 君は泣きそう

　 ほら、目を閉じて
　 迷子なら一緒
　 帰り道もないでしょう？

　 継ぎ接いでた 秘密に願う
　 未来は平凡
　 さぁ、手を鳴らせ
　 ０で廻った 勘違いを今日も集めて

　 始めよう
　 君もまた、無我夢中？

　 Let's 「play」
　 届くまで叫んで
　 Let's 「save」
　 叶うまで足掻いて
　 その手を掴むまで
　 この温度は忘れない

　 Let's 「daze」
　 心を消さないで
　 Let's 「change」
　 一人で泣かないで
　 「孤独」なら 塗り替えれる
　 「ひとりぼっち」を変えようとした君となら」

俺が歌い始めるとみんなは俺に目線を向けた

そう、これもフォレストラーの力。歌うことで心と傷を癒す

これでみんなはどうかな。不安とか・・・・・少しは消えたかな？

ハナコ「・・・・・・・・・・心配してくれたの？」

ア「へぇ！？・・・えっと。その〜」

しまった。声が裏返った・・・

ユ「ウフフ。声が裏返ったよ(^_^)」

ア「言わなくてもいいんだよ！！！とにかく、皆の心が泣いてたから慰めようとしただけで・・・・」

皆を見ると頷いてくれた

思わず笑みがこぼれた。この力を滅びの力なんかに変えたりしない

あの本に書いてあったことが本当だったとしても・・・・・・・

ア「よし！！みんな！行くぜ！！！！！」

皆「「「「「おーーー！！！」」」」」

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